スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編341~

2021-05-12 06:33:56 | 食~番外編(京都)

志津屋(SIZUYA) 祇園店

京都市栗山区祇園町北側291

TEL 075-532-2052

定休日 無休

営業時間 8:00~

度々お邪魔した京寿司「いづ重」さんで長時間ウエイティングしていたら

アーケードの上に京都でメジャーな有名パン屋さんの看板をたまたま発見。

そこが昭和23年創業した志津屋(SIZUYA)さんの祇園店。

京都3日目、美術館巡りをして近くの有名うどん店に行ったところ、3~4時間待ちとの事。

それでは夕食になってしまうじゃないと即諦め、

そうだ、いづ重隣りの志津屋へ行ってみようと訪問した次第です。

志津屋さんの本社は島津製作所の近く右京区山ノ内五反田町にある。

現在店舗は京都内だけで直営店が22店もある。

志津屋さんには1日約12,000人のお客様が利用しているとの事。

ここ祇園店は祇園花月が近いので芸人さんがよく来店するらしい。

志津屋さん曰く「パンづくりはおいしいが基本。

今身体に良いパンづくりに取り組み健康な食生活を応援している。」

祇園店には16席のイートインコーナーがある。

さすが3日目になるとトータル5万歩歩いた疲れが足にジーンと残り、

このコーナーのソファーに足を放り出したくなってしまった。

他のレストラン、料理屋さんではこんな行儀の悪い仕草はできないが、

ここではなんとなく許される雰囲気であった。

ショーケースには沢山の商品が並んでいる。

志津屋のパンは具がなくてもパンの味で楽しめるほどパンの生地が美味しく、しかも値段が安い。

その中で代表商品の一つが元祖ビーフカツサンド。

創業以来の伝統の味をまもり続けたカツサンドを

特製ソースで仕上げて570円(税込)。

こちらの棚ケースにはオーソドックスなパンが所狭しと並んでいた。

スノーブレンド、たくみ 究極のぶどうパンなどの食パン。

ラスク、桜あんぱん、りんごのパニエ、ビーフカレーパン、デリカクロワッサン、

オニオン&ベーコン、ベーコンたまごロール、ニューバードラングドック、

コロッケパン、フレンチクロワッサン、トライアングル、クラッシュチーズ、

ベーコンエビ、辛子明太子フランス、たこ焼きパン、ハイジのチーズクリームパン、メロンパン等々。

当店は作りたてのメニューをすぐ提供している。

どうやらこの4つは志津屋さんの目玉売り商品のようだ。

そして最後になってしまったが、これが京都人が愛する「京かるね」200円(税込)。

志津屋といえば、かるね、京都のソウルフードと言われている。

パンはドイツパンのカイザーゼンメルが元になってふわふわの食感の珍しいフランスパン。

シャキシャキの玉ねぎが爽やかな苦みのアクセントになっている。

そしてまろやかな口当たりのオリジナルマーガリン。

これは一度食べるとクセになるすごくヤバイ味だ。

安くて旨くて食感がよくて余韻が続く。

こんなサンドは最近では食べた記憶がない。

都内で売っていれば今すぐでも買いに行きたいほどだ。

こちらは元祖ビーフカツサンドとボリュームたっぷり名物の焼き玉子のふんわりオムレツサンド。

確かに旨いが「京かるね」には負けるね。

店内には志津屋さんの歴史が伝わってくる昭和30年代と昭和40年代のモノクロ写真が展示してあった。

決して原点は忘れてはならないという戒めの写真にも見える。


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