スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ~番外編337-Ⅱ~

2023-06-23 06:08:10 | 食~番外編(京都)

京寿司 いづ重(いづじゅう)

京都市東山区祇園町北側292-1

TEL 075-561-0019

定休日 水曜日、木曜日

https://gion-izuju.com/

八坂神社石段下、丁度四条通のアーケードと交差点の所にある京寿司で有名ないづ重がある。

その隣りにはおたべなどを扱っている遠藤魅春堂がありこらのご夫婦と長い間話し込んだことがある。

とても人当たりが良いご主人でまた会いたくなった。

新型コロナが蔓延し、緊急事態宣言が発令した時にTVで報道されたが店のシャッター

「コロナを恨らみます」と書かれた貼り紙が強烈に印象に残っている。

いづ重さんは創業が1912年(大正元年)と当社と同じ。

現在の店主北村大将はコロナで祇園祭が中止になる寸前の模様とドキュメンタリーにしたNHKの「ノーナレ」の主人公と密着取材されその時からすっかりファンに成ってしまった。

今回どんな理由でかわからないが店舗をリニュアルされ、一歩セットバックして今年2月14日のバレンタインデーにリニュアルオープンした。

いづ重さんはお店に食べに来る人以外に持ち帰り(テイクアウト)のお客さんが多い。

たぶん地元の熱心な常連客が居て買いに来るのだろう。

新店舗に入った正面にいづ重さんのサンプルが並べられて展示されてある。

売場の奥の格子戸の中の厨房のセンターに居る方が当店店主の北村大将。

切符が良くて一本気。

祇園祭の氏子組織宮本組の若きリーダーだ。

格子戸の上には北村大将が書いたにちがいない墨で書かれた達筆なお品書が並んでいる

彼は字もそうだが絵も素晴しく上手。

新しいお店には小上り席ができ古木を作りながら前店の雰囲気に近い町屋の雰囲気を出そうとしている努力が伝わってくる。

以前との違いは外国人の方のお客がずい分いたことに驚ろいた。

いづ重さんの御品書き。

なんといっても鯖寿司が一番の売り。

同じジャンルにぐち”、あゆ、あじ寿司もオススメ。

もう一つの売りは具材が独特のいなり寿司これも素晴しい。

上箱寿司は味も当然だが見た目が玉手箱のようで美しい、かわいらしい。

確か旧店では見かけなかった写真付英語のメニュー。

内容も詳しく説明されている。

前述した様にインバウンド客が一勢に戻ってきた証だ。

これが上箱寿司 2376円

いづ重さんの酢飯は絶品でいつ食べてもはまってしまう。

鯖寿司といなり。

厚い昆布で巻かれた鯖寿司の昆布は〆の為で食べる食べないは個人の自由。

おいなりさんの油揚げは店の奥にある調理場の大きなおくどさん3つで炊いているとTVでやっていた。

いなり 990円

一緒盛りした大皿も味があっていいですネ。

内装の仕上げをよく見ると随所に京都を感じさせる意匠、ディティールが施されている。

天井を見上げると一本丸太の梁、天井仕上材には竹を敷き柱と柱の間の壁は荒木田が見える土壁。

しかも波が打っている凝りよう。

壁の明り窓もひょうたん型と四角型

やはり荒木田の塗り壁が人の温もりを感じさせる。

どうやら新店は完全に完成する前にオープンしたようだ。

一番奥の雪見障子越に見える坪庭はまだ工事中でわざわざ「作庭中」の置き書きが置いてあった。

いづ重さんは今迄何回もお伺いしその都度写真に納めたのでよければ見て下さい。

・番外編337 2021-4-6付

・京都の街あれこれ PART11 2022-10-4付

(仮店舗 建築中)


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