スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ~番外編425-Ⅱ~

2023-06-14 06:19:24 | 食~番外編(京都)

キィジーヌ フランセ ボルドー

京都市北区大宮玄琢南町35-1

TEL 075-492-6901

定休日 月曜日

http://www.kyoto-bordeaux.com

(2023-1-14付ブログ参照)

また来てしまいました。

前回の初訪が料理の内容もレストランの雰囲気も

心温まるおもてなしのサービスも全てが素晴らしかったからだ。

しかも宿泊ホテルから歩いて3~4分というロケーションの良さもあった。

ひっそりした鷹ヶ峰の住宅街にある当店は1978年(昭和53年)開業の京都随一の高級フランス料理店だ。

玄関を入ると一瞬ここはパリ郊外のフレンチレストランにいるような

錯覚に陥る重厚なエスプリを感じる。

こちらはウエイティングルーム。

控室なのに本当にお洒落な空間ですね。

アールの壁といい、壁の柄といい、小さな明かり窓といい、

サブルームにはもったいないような部屋だ。

前回も紹介したが、8席のテーブル席がある特別室。

ここの空間も落ち着いていて食事に、会話に大いに盛り上がるに違いない。

こちらがメインのゲストルーム。

赤いじゅうたんに渋い赤と黒のストライプの椅子が溶け込んで

高級感ある大人の雰囲気を作り上げている。

この日はスミダマングループを入れて3組の客と前回と全く同じ。

しかもテーブルも同じところだ。一瞬、半年前にタイムトリップしてしまったかのようだった!

ちなみに当店は全部で50席ある。

2枚目の写真の奥に写っている女性が当店のママだ。

トイレに行った帰りに厨房をちょっと失礼してパチリしてしまった。

奥に写っている男性がたぶん息子さんシェフ。

この方もフランスで長く修行してきた。

厨房の中はとてもきれいに整理整頓され、

先ほどまで料理を作っていたとは思えない綺麗さに当レストランの姿勢を感じてしまった。

テーブルにセットされたすごい数のフォーク、ナイフ、スプーン、

そして俗に言うショープレート(化粧皿)。

実は当店を知ったのもTV番組から。

昨年放映されたBS11の常盤貴子が案内役の京都画報「京都のパン文化の中」で、

当店オーナーと京都の老舗有名パン屋の「進々堂」との関係でボルドーの紹介があったからだ。

綺麗に磨きこんだ化粧皿もそうだが、

この砂糖とミルク、爪楊枝入れの器の銀製品の使い込んだ美しさは、

昨日今日オープンした店とは風格が違う。

アミューズ 根セロリのムース

鮮やかな赤い色が美しい。

フランス産の白アスパラとズワイガニにオリーブソース。

上品な逸品だ。

これがオーナーシェフの大溝隆夫氏と京都のパンのパイオニアメーカー進々堂とで

料理に合うパンを開発した自慢のパン。

このあと2種のパンをいただいたが、このパンが圧倒的に美味しかった。

出ました赤い糸の花のガラス皿。

白身魚と○○○○のマリネ。

白ワイン仕立ての帆立と木苺のソース。

この料理もとても洗練されたものだ。

野菜のスープ。

オマール海老にボルドーの特製ソース(金美人参)と付け合わせ(ピーマンなど)。

ボルドーを紹介したTVではこのガレットの進々堂フランスパンを

アピールしていましたがいまいちだったかな。

これがメインの牛ヒレ肉エシャロットのソース。

量もちょうどよく、これは絶品中の絶品だった。

前回と同じ各チーズ4種お好みでチョイス。

今回も欲張って全てちょっとずついただきました。

本当に当店はアットホームなおもてなしが気持ちをうれしくさせてくれます。

次はクルミの進々堂パン。

もっと違うパンいかがですかとすすめられたので遠慮なく「そうですか」といただきました。

やはり最初のパンが一番でした。

デザートのショコラフランボワーズムース、りんごのソルベ、フランボワーズのクラニア。

最後の〆としてホームメイドケーキ6種の大盤振る舞いサービス。

好きなタイプのケーキがいくつもあり、目移りしてしまいました。

玄関入口のところに飾られていたパリ(?)の街の絵。

オーナーシェフも息子さんシェフもフランスに修行いっていたので

きっと思い出のある絵画なのだろう。

前回も紹介させていただきましたが、玄関を入って客室に行く途中の壁に掛けられていた

各種表彰状、勲章、新聞記事、写真など。

まさにボルドーさんの輝かしい歴史そのものだ。

 

 


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