スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ~番外編462~

2023-07-11 06:24:50 | 食~番外編(京都)

天ぷら 京都祇園八坂 圓堂

京都市東山区八坂道東大路西入る566

TEL 075-551-1488

定休日 なし

創業明治18年。

歴史と風情溢れる京都祇園の地に130年以上掲げる圓堂の暖簾。

祇園お茶屋としての伝統と格式を受け継ぎながらも新しい感性を研ぎ澄まし料理屋としてのこだわりと精進を重ねさらなる進化を続けている。

圓堂の八坂本店は北邸、南邸、西邸、と分かれており、今回はふただび2泊お世話に成った

ホテルザ・セレスティン京都祇園の右隣りにある西邸のお店で天ぷらの味を堪能した。

玄関からいかにも京都らしいアプローチを進んでお店に入る。

もう午後6時だというのにご覧のように外は明るい。

西邸はカウンター席がメインの造り。

席は14席あり、料理人の手さばきと庭の景色を楽しむことができる特等席だ。

すでに先客として外国人グループの人達が天ぷらを楽しんでいた。

店内の設えはかなりモダンな造り。

和食天ぷらなのにワイングラスがよく似合う。

鍛え上げられた圓堂の天ぷら職人の目利きと技術を基にお茶屋本来のもてなしの心は

そのままに老舗の伝統に現代の感性を加え、常に圓堂独自の新しい献立でお客を迎えている。

これが圓堂のコースメニュー。

天ぷらづくしの「六波羅」18700円と「八坂」22000円。

天ぷら会席の「清水」22000円と特別天ぷら会席「東山」33000円。

想像していたよりcpは高級だ。

お土産として天むす、天巻弁当、天結び、天ちらし、天巻きがあり、こちらもお値段は高い。

又、圓堂名代の京風天ぷらのかき揚げと厳選した車海老の天ぷらを

持ち帰りやすくしたお煎餅圓堂謹製「天結びおせん」も販売していた。

 

 

それでは天ぷらづくし「六波羅」のスタートです。

まずは先附 京の逸品 水無月豆腐

ながいもじゅんさいにべっこう餡を掛けたもの

器もいいですねー。

天ぷらのお塩は抹茶塩と米粉塩。

そういえば最近米粉を作かった食材を多く耳にする。

清汁仕立ての天吸に海老揚げ団子。

京料理の命、出汁はなんとも表現できぬ深みがある。

これは格物と言われているだけのことはある。

素晴しい。

これは名物のとうもろこしの天ぷら。

なんと上品に仕上げたことか。

パンに海老のすり身を乗せた天ぷらとうにの磯部揚げ。

このパンの天ぷらは圓堂の新しい感性の独創性を感じる。

海老の頭(かしら)

ただの海老の頭も見た目は美しい。

天ぷらの定番でありチャンピオンの車海老。

賀茂なすに大根おろし しょうがのせ。

これは撮り忘れ隣の方のをあわてて撮った為超ピンボケ。

イメージだけでもとアップしました。

スナックえんどう豆のコロッケ 裏ごし豆。

これも圓堂の力作か。

トリフマッシュルームを塩で。

高級食材を多用しているのでこのcpに成ってしまったのか。

ハモを塩で

言われなければ何の天ぷらだか姿ではわからない。

姿といい、味といい天ぷらの傑作。琵琶湖の稚鮎。

旨いに決まっているでしょー。

アスパラ、これは凡作だな。

穴子の天ぷら 抹茶塩と天つゆでこれも天ぷらの定番ですネ。

お口直しの圓堂特製サラダ

さつまいもベースに梅肉ソースで

硝子の器も涼し気でバッチリです。

〆のお食事は天茶・天丼・天ばら・ご飯とかき揚げの中から選べる。

これは卵黄海老天の天丼。

見た目はあまりインスタバエしてませんネ。

それに比べてこのデザートピンクグレープフルーツシャーベットはガラスのカップと相まって見るからに美味しそう。

ここまで所要時間約1時間半の贅沢andリッチな時を過ごすことができた。

いよいよ帰路(といっても出て隣のホテル迄)につく。

空はようやく黄昏色のロマンチックな空に成って来た。


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