三浦しをん『あの家に暮らす四人の女』です。
なにこれ!
たのしい!!
文章がめっちゃ高尚なのに、
ものすごくくだらない考察とか会話してる。
でもなんとなく説得されてしまうというか、
にやにやしてしまいます。
たのしい。
前半の雪乃が転がり込む顛末とか
多恵美も転がり込む顛末とか
節々に人生のしょっぱさや学びがあるんだけど、
なんというか、読後感として、
なんか良い文章読んだなあというにやにやに収束する。
良い意味で学ばないというか、まあそういうこともあるであろうと受け流せるというか。
38歳!の腰の座り方というんですかね。
ちがうか。
中盤、おもむろにカラスが語るのも良い感じです。
と思ったら、最終的にさらに面白い語り部が登場して
こうきたか!という感じも楽しい。
タイトルがまどろっこしくて損してないかと思ってたんですが、
読了すると納得できます。
事件とかまったくない…わけでもないけど、
長い人生のなかの、ザ日常の日々の、わずか半年程度のお話し。
劇的な変化もなく、この小説以前も存在し、以降も続くであろう物語、という感じ。
文章力にも磨きがかかってるというか、脂ノリノリというか(失礼か?)
さすが織田作之助賞受賞作の語りで
作者と同世代と思しき主人公佐知38歳の思考とか
ついでに雪乃の田舎出身思考とか
私は心当たりがありすぎてうなずきながらもやっぱりにやにやしてました。
良いもん読んだな…と思う!
なにこれ!
たのしい!!
文章がめっちゃ高尚なのに、
ものすごくくだらない考察とか会話してる。
でもなんとなく説得されてしまうというか、
にやにやしてしまいます。
たのしい。
前半の雪乃が転がり込む顛末とか
多恵美も転がり込む顛末とか
節々に人生のしょっぱさや学びがあるんだけど、
なんというか、読後感として、
なんか良い文章読んだなあというにやにやに収束する。
良い意味で学ばないというか、まあそういうこともあるであろうと受け流せるというか。
38歳!の腰の座り方というんですかね。
ちがうか。
中盤、おもむろにカラスが語るのも良い感じです。
と思ったら、最終的にさらに面白い語り部が登場して
こうきたか!という感じも楽しい。
タイトルがまどろっこしくて損してないかと思ってたんですが、
読了すると納得できます。
事件とかまったくない…わけでもないけど、
長い人生のなかの、ザ日常の日々の、わずか半年程度のお話し。
劇的な変化もなく、この小説以前も存在し、以降も続くであろう物語、という感じ。
文章力にも磨きがかかってるというか、脂ノリノリというか(失礼か?)
さすが織田作之助賞受賞作の語りで
作者と同世代と思しき主人公佐知38歳の思考とか
ついでに雪乃の田舎出身思考とか
私は心当たりがありすぎてうなずきながらもやっぱりにやにやしてました。
良いもん読んだな…と思う!