西澤保彦のタックシリーズの、特に初期作が好きだ。
という話をしていたら、
安楽椅子探偵が好きならば、という前置きで
アシモフの『黒後家蜘蛛の会』シリーズを薦められました。
これ、面白いですよ!!
舞台は毎回、『黒後家蜘蛛の会』の定例夕食会。
で、おっさんたちが美味しい食事と酒を楽しみながら
ちょっとした謎を肴にああでもないこうでもないと推理談義をし、
最後に老給仕ヘンリーが「僭越ながら…」と言って
鮮やかに謎解きをする、という短編です。
私は別に安楽椅子探偵は好きではないのですが
飲み食いしながら推理をこねくりまわすという設定は
大好きです。
なんだろう、この嗜好。
そういえば近頃、女の子が大食いする
テレビバラエティを微笑ましく見てしまうのですが。
寄る年波で自分があまり食べられないから
若い女の子が気持ちよく食べる姿を見ていたいという
中年オヤジの心持ちになっているようです。
黒後家蜘蛛の会でもぐもぐ食べてるのはおっさんだけどな。
そうそう、黒後家蜘蛛の会は、おっさんばかりなのです。
で、会話ものなので、最初は誰が誰だか
わからなかったりしたのですが。
それぞれにキャラが立っていて
意見やお互いに吐く毒にも個性があるので
とても読みやすく楽しめます。
最初に設定を聞いたときに
浅田次郎の『沙高樓綺譚(さこうろうきたん)』を思い出しましたが、
あれは百物語形式ですね。
ぜんぜん違います。安定のポンコツ。私。
という話をしていたら、
安楽椅子探偵が好きならば、という前置きで
アシモフの『黒後家蜘蛛の会』シリーズを薦められました。
これ、面白いですよ!!
舞台は毎回、『黒後家蜘蛛の会』の定例夕食会。
で、おっさんたちが美味しい食事と酒を楽しみながら
ちょっとした謎を肴にああでもないこうでもないと推理談義をし、
最後に老給仕ヘンリーが「僭越ながら…」と言って
鮮やかに謎解きをする、という短編です。
私は別に安楽椅子探偵は好きではないのですが
飲み食いしながら推理をこねくりまわすという設定は
大好きです。
なんだろう、この嗜好。
そういえば近頃、女の子が大食いする
テレビバラエティを微笑ましく見てしまうのですが。
寄る年波で自分があまり食べられないから
若い女の子が気持ちよく食べる姿を見ていたいという
中年オヤジの心持ちになっているようです。
黒後家蜘蛛の会でもぐもぐ食べてるのはおっさんだけどな。
そうそう、黒後家蜘蛛の会は、おっさんばかりなのです。
で、会話ものなので、最初は誰が誰だか
わからなかったりしたのですが。
それぞれにキャラが立っていて
意見やお互いに吐く毒にも個性があるので
とても読みやすく楽しめます。
最初に設定を聞いたときに
浅田次郎の『沙高樓綺譚(さこうろうきたん)』を思い出しましたが、
あれは百物語形式ですね。
ぜんぜん違います。安定のポンコツ。私。