3月2日 くもり 22℃
この春、ハノイの駐在員は入れ替えが激しく、親しい人が何人も帰ってしまう。
まだ、一日36ホールを廻ったことがないので、やって帰りたい、という人の希望を昨日実行、お祭りゴルフで気分を盛り上げようという魂胆。
コースは、フェニックス、54ホールあるし、月、火に限りまわり放題60ドル、これを使わないてはない。
しかも、ただいまゴルフのベストシーズン、寒くない、暑くない、お日様なし、4月にはいるとこのゴルフ場はまわりの岩山にお日様が反射して暑いし、風は通らないしで、酷暑となる。
各自6時半、オットはまだ寝床の中という時間に家をでて、おむすび持参、8時半スタートで一気に廻ろう、いけいけどんどん、お祭りだーっと元気につっ走る。
送別だから写真をとらなくてはと持参したカメラは、どんどんなのですっかり忘れられてしまい、結局、この1枚のみ。
途中、藪のなかで、力任せにクラブをふったら、クラブヘッドとボールが一緒に飛んでいくというハプニング、9番アイアンが……折れた…と動揺する人。
カートはコースに入れないので、カート道に沿ってボールを打ち、カート乗りっぱなし、省エネゴルフでパー量産の人。
カート道から離れると、カートに乗せてもらえず、ずーっと歩きっぱなしで見捨てられてしまうので、最短距離をねらってゆく。
後半はプレーヤーもキャディーも多少つかれがでて、切れかかってくると、前をゆくプレーヤーがターゲットになる。
遅い、ささっと歩け、とぐんぐん後ろから追いかけると、とうとうお先にどうぞとショートホールで譲ってもらえる。
見られているし…と張り切って、みんなワンオン、しかもバーディーをとった人。
本来ならあんまりマナーがよいとはいえないが、今日は36ホールお祭りゴルフ、とみんななんだか威勢がよいし、終わってみればみんなスコアーがいい。
なにかに取り付かれた気分のまま、帰り際にビールを1杯だけいただいたが、声も大きくなりがちで韓国の人にたしなめられる始末。
そんなふうだから、体も疲れず、元気に帰ってくることができたが、一晩明けた今朝からからだのあちこちが痛い、やっぱ、無理したんだ、アレはお祭りだったんだ。
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