11月14日くもり
ハノイの物売りは、商品を並べたり、重ねたりするのが芸術的な…と感心してしまうことが多い。
ゴルフボール売りもしかり。
水がいっぱいのできたばかりのこのコースをはじめてまわった時、コースのなかに人家が残っていた。
家を越えて水の前に落とさ無ければならないのに、家の中に打ち込んでしまった私のボールはぼろかったのか返してくれたが、友達のは返してくれない。
しかも軒先でボールを売っていて買えというが、自分達のボールを買うなんて嫌。
その家の前で池に何個もボールを打ち込み、またまた寄付したと落ち込む。
それから1年、家はなくなったが、ロストボールがだいぶ集ったのか、各ホールでボール売りが湧いてきたようにやたらといる。
声をかけてくる熱心なボール売りもいないではないが、やる気のなさ満々の人もいる。
プレーしている前で、水に潜ってボールを探している子もいるので危ないし、元手はただのおいしい商売かもしれないけど、なんだかくやしい。
ベトナムに行くと、みんな生活力が旺盛だなあと思うことが多いが、みんな同じようなことをやっている。
多少とも創意工夫があってもいいように思うが、とりあえずみんなと同じ…で時間を過ごす。
こんな状態で、一日どのくらい売れるのか、生活の足しになっているのかと不思議でしかたがない。
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