4月18日
ベトナムは親と同居のケースが多い。我が家のハウスキーパーの話の中にも、マザーインロウということばがよくでてくる。
彼女は、家を持ちたいという希望があり、家計も切り詰めて働いているため、義母さんは、家で孫の面倒を終日みて協力してくれているそうだ。
これが普通の生活スタイルらしいが、 ある時、大変そうだなと思い、いったい義母さんは、何歳?と聞いたらわたしより2歳年上だった。
そうだよね、わたしにはまだ、嫁もいないし、孫なんてとんでもない年齢だからと思ったが、ベトナムの年齢の数えかたは、昔の日本と同じということを思いだし、西暦で何年生まれ?ときいたら、私より2年若くて、ちょっと、ショック。
わたしはといえば、テニスだゴルフだランチだと終日遊んでばかりいる。ハウスキーパーのフンさんはこんな私をなんと思っているのだろう。
先日の日経のコラムに天皇の金婚式に重ねて、50年前の日本を描いていた。
池田隼人首相のもと、所得倍増計画で、日本がしゃにむに成長していった、「3丁目の夕日」の時代のことである。
ベトナムは戦争が終わって30年、今がまさにその時代といえるかもしれない。
わたしたちの母は、戦争を経験し、結婚、出産、子育と家族のことで一生懸命でそんなに遊ぶゆとりはなかったはずだ。 だけど、家族はしっかりつながっていた。
私の時代、子供たちは結婚しない、バラバラの都市で生活している、しかも海外に住むことになってしまい、生活実感がなく、時間をどうやってつぶすかにいつも頭を悩ませている。
ベトナムもあと20年、30年後はわたしたちみたいな戦争を知らない世代が歳を重ね、人生の後半生に向き合うようになると思うが、私達をみてあとに続きたいと思うのか、別の人生を歩みたいと思うのか、聞いてみたい気がする。
やはり私達にとって一番居心地良いのは日本ですけどね・・
ベトナムのことを知った上で、お互い理解しあい、気持よく暮らしてゆきたいと思っています。
あしたのツアーも、その一環かな?
わかりやすく、楽しいガイドができたらいいなと願っています。
(去年の夏に主人がハノイ入りしたので。母子はこの春に合流しました!)
お子さんが皆大きい様ですのに、スポ-ツや色々な事をされてて、凄いな★パワフルだわ★といつも思ってて
文面も、しっとり読みやすく&うんうん。と一緒に考えてしまう内容も有り、とても好きです♪
また来させてもらいますね!
はじめまして。
ハノイでの生活がはじまったんですね。
いつか、どこかでお目にかかれることと、楽しみにしています。
ご縁で、ここで生活させていただくことになった私達です、この国のことを知ってゆくと、嫌だなと思ったことも理解でき、許せるようにわたしはなってきたように思います。
どうぞ、ここでの生活を一緒に楽しみましょうね。