鮎川俊介の「幕末・明治の日本を歩く」

渡辺崋山や中江兆民を中心に、幕末・明治の日本を旅行記や古写真、研究書などをもとにして歩き、その取材旅行の報告を行います。

原研哉さんの『日本のデザイン』について

2011-11-09 06:14:18 | Weblog
この本は岩波新書で、最近出たばかりのもの。それをたまたまある地方の本屋で見つけ、帯や表紙カバー裏の文章を読んで、即座に購入し、帰りの電車の中で集中して読みました。歩きながら「景観」の問題を考えてきた私にとって、共感や共鳴するところが多く、また思わず膝を打つようなアイディアや発想がちりばめられていて、得るところが多いものでした。どの項目も面白かったのですが、とくに最後の「6 成長点─未来社会のデザイン」が、「まちづくり」の観点に絞った場合において、興味深いものでした。 . . . 本文を読む