ときどりの鳴く 喫茶店

時や地を巡っての感想を、ひねもす庄次郎は考えつぶやく。歴史や車が好きで、古跡を尋ね、うつつを抜かす。茶店の店主は庄次郎。

雪壁の回廊

2014-04-23 19:33:29 | 日記

                  あるプログを見ていたら、日本ロマンチック街道と草津が出ていた。そして、もうすぐゴールデンウィークである。

                             ・・・・・ その頃・・強烈な印象の風景がある。それを思い出した。
                   幼少を山国で育った自分が、始めて”海”を見た時の、あの衝撃の、感動を伴った、あの感じである・・・。
                                    あの時は、確か蒲郡の海だったと記憶する。
             草津まで、日本ロマンチック街道に含まれるみたいだが、草津から志賀高原を通り中野まで抜けるルートを”志賀・草津林道という。
                                   最近は林道の名称が外れたのかも知れない。
               映画で「私をスキーに連れて行って」が人気で、同名の”ユーミン"の歌が流行った頃、この道路は”ロケ地"になったという。
                                         謂わば”ツアースキーのメッカ”。


                        

                             草津から渋峠の手前あたりだったと思うが、”雪壁の回廊”はあった。
         このルートは、雪が積もっていなくても絶景で、白根山辺りから毒性ガスが発生し、硫黄の臭いが充満して、その為か木立が余りない。
                      目線には、遮る障壁がほぼ無く、目に入るのは青い空と稜線と、眼下に山を見るのみである。
                           この様な山岳ルートを”スカイライン"というのか、とかってに定義している。
                 それが、”雪壁の回廊”の時期は、両脇の雪壁の”白”と行く先の回廊の上の”青"さ・・・これは感動ものである。
                            今期は、雪が多かったので、雪の壁も相当高いのではないかとも思う。
                       このルートは冬期通行止めになっているが、例年ゴールデンウィーク前に開通している筈。
             この様な雪壁の回廊は、立山のアルペンルートや金精峠付近でもあるらしいが、アルペンルートは規模が大きいが、少し遠い。
                       金精道路は、雪壁の厚さが薄いそうで、ドライブの経験はあるがこの季節はよく知らない。
                               無性に行きたくなっているが、車を使う用事があり、どうなるか・・・