銀杏の葉落ちて・・in 秩父のミューズパーク・-
銀杏のトンネルと落ち葉敷が見たくてやってきました。
車での、久しぶりの遠出です。
秩父のミューズパーク・-は、過去に訪れています・
たしか、秩父三十三札所の音楽寺・参詣の時。
今日は、音楽寺とは反対の口からの訪問です。
印象は、全く違います。初訪問と同じです。
銀杏は、枝に僅かの残葉・・・
落ち葉は敷き詰められています。
芝生公園の脇では、10月桜が、寂しく咲いています。
遊歩道から谷地に池があり、落葉樹が紅葉していました。
特に紅葉がきれい・・
R299・・・
----- ・今日は、川島経由で坂戸から毛呂山へ抜け、日高・平沢から高麗本郷へ、そこからR299(正丸街道)でミューズパークへ向かう予定です。帰りは、高麗から狭山ICで圏央道、桶川ICから上尾道路経由で帰路の計画です。 ・-----
昔・堤康次郎という人がいました。
「政商」という冠が付く人で、私生活ではほめられたものではなかったようです。
そうです。詩人で企業家の堤清二や企業家の堤義明の親父さんで、西武グループの創始者です。
R299という道路があります。
入間を起点に、秩父、十石峠、佐久を通って茅野へ抜けます。
特に、埼玉と群馬と長野の県境は、国道ならぬ”酷道”の悪名高い道路で、
過去20年ぐらい前にドライブで佐久に抜けた時は未舗装で、ところどころ落石が道路にありました。 --- 怖かった。
さて、-----
池袋を起点に軽井沢まで、地図上で直線を引けば、そのほとんどがR299と重なります。
今の、信越・北陸新幹線は、高崎で大きく迂回して、軽井沢や長野方面へ行っています。
昔、軽井沢までを、秩父を通って直線で結ぼうとした男がいました。男のロマンです。
しかし、信越線経路の新幹線が現実化して夢が砕けました。
秩父ミューズパークや西武鉄道が、私生活では鬼畜といわれた男の、欲望の残滓という見方もあると思います。
ここら辺の参考は、猪瀬の「ミカドの肖像』『土地の神話』『天皇の影法師』の本を読むと、独特な取材が暗部を照らしてくれます。
秩父のミューズパークは、秩父市と小鹿野町に跨ってあり、R299の沿線です。R299は、悲しい歴史も男のロマンも、あり、惹かれる道路です。