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「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

川勝平太、静岡空港第2空港ターミナルビル建設も視野にと!

2010-01-17 22:33:00 | 静岡空港
川勝知事は15日の自民党県議団の政策要望の席で新幹線駅設置運動を起こすことと国内線国際線を分けて第2空港ターミナルビルの建設も視野に入れる考えを示した(静岡新聞)とのことだ。
先に示した空港周辺のガーデンシティ構想といい、いったい何を考えて行政を行っているのだろう。

県を一家庭ととらえれば借金が年収を超え給料(税収)も減る中で、趣味の海外旅行に自家用ジェットで行くことにこだわりさらに内装にまで金をつぎ込もうとし、仕事はそっちのけで庭(ガーデン)の手入れに御執心。
一方、老後や病気の時の不安はつのるばかり。
今為すべきは、給料(税収)増の基となる会社業績の回復と、生産性のないものに対する倹約のはずだ。

規律のない場当たり的な所業は希望の未来を曇らせ失望に転化する。

県民に支持のない空港に拘泥し続ける限り、本筋を見失い県勢は衰退していくだろう。
その象徴が伊豆だ。空港ができればとか、空港と関連してとか、誤った方向を見ているうちに取り返しのつかない状況になってしまった。

県における静岡空港と国におけるJALは似ている。
関わろうとすればするほど失敗する。
資本主義と自由主義の自然に任せればよい。
JAL梼Yで何が困るのか。
税金は1円も使わなくて良い。
ANA1社で競争がなくなるというのも短絡だ。高速鉄道との競争や新興航空会社との競合もある。何よりナショナルフラッグが1社というのは珍しくもない。
飛ばなくなる路線もでるというが、生活路線というべきものなら個別に税金でチャーターすれば良い。
過度の関与はその領域に歪みを生むだけではない。そのアナウンスメントが規律に与える影響、その先の希望の未来への影響が大きい。

今のままでは、いつまでたっても静岡県に希望は見えない。