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「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

居直る知事、二つに目途がつかなければ責任は明らかにしない、とまで

2008-11-11 20:50:12 | 日記
石川嘉延、恐るべし。
失敗を逆手に、延命の道筋を築いた。
昨日の定例会見で二つについてきちんとした目途がつかなければ、自身の責任(暫定運用と開港延期の責任)はもちろん、職員の責任についても明らかにできないと明言したのだ。
その二つというのが、
①2,200m暫定運用による開港を滞りなく実現すること
②2,500m滑走路を擁した空港として完全運用すること
である。
何のことはない、知事任期と開港日の重なる7月はおろか、もしその後知事でなくなっても完全運用にきちんと目途がつかなければ責任を明らかにしないと宣言したようなものだ。
やはり、狙いは責任回避だった。(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/287.html

偽装を指示したとして責任を問われた社長が「会社を立て直すまでは責任の有無さえ認めない」というのと同じであまりに非常識だ。
やはり、ずっと役人と県にたかろうとする企業家らの世界にいると世間の常識とは無縁になるのだろう。
偽装や混入事件発覚の直後にそんなに大したことじゃないと開き直る企業経営者とまったく同質・同類ではないか。

次期知事選についても「いろいろな条件を考え、発表すべきと判断した時期に明らかにする」と含みを持たせ5期目も可能性として残した。

彼の居直りの性格からして「完全運用を目指すため5期目を目指す」とでも言いかねない。空港のための大規模展示施設も目指さなければならない。

まるで、モラルや常識に縛られた人間とあざ笑うかのような挑戦的所業の数々。

これからの静岡県、その考えを是とする社会か否とする社会なのか、県民選択の日はそう遠くはない。