「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

(無題)

2007-07-30 23:31:57 | 日記
与党大敗北に最も貢献したのが厚生労働省(社会保険庁)、次がその大臣である柳沢伯夫だろう。
年金に対する国民の不信感はすさまじい。
この選挙期間中にも保健所と保険庁を混同され、一言いわれる始末。
あっちは国の機関でこちらとは関係ない、と、誤解が解ければ、ともに厚生労働省は本当にどうしようもないということで一致。
少し前までは無駄な公共事業に大金をつぎ込む国土交通省が一番のガンだと思っていたが、その比ではないことがはっきりしてきた。
医療、福祉、弱いところへのしわ寄せは限界に達しつつある。
そんな厚生行政の現状に大臣として就任した柳沢。経済畑の経歴からその使命・関心は労働行政、すなわち経済界の要求するWE(残業代タダ)法案成立にあるというのがみえみえ。おまけに、失言しても潔さなく、これを総理が擁護するに及んで北朝鮮に対峙してきた毅然としたイメージの安部のメッキもはがれてしまった。さらに、松岡もやめるにやめられなくなってしまった。まさにA級戦犯だ。
選挙期間中、応援要請がなかった現職大臣は柳沢と赤城だそうだが、さもあらん。
秋の改造までとはいわず静岡県の良識のためにも早く自ら身を引くようお願いしたい。

読売新聞社の46都道府県中の世論調査で県民の支持率が5割を割って全国36位と下位の石川嘉延知事も5選に含みを残す発言をしているがもはや死に体だ。元部下の姫は着々と県内の地固めをしている。5選どころか院政の影響力も保てまい。正義が最後に勝つというような甘い考えはない。しかし、県政を私物化し、ここまで組織力を幼稚化した彼の末路を、今はなき山敬元知事に代わってしっかり見届けたいものだ。