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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

麺がおいしい駅至近の人気店 東小金井『くじら食堂』

2018年10月14日 | ラーメン、つけ麺など
中央線に乗っていたら、武蔵境駅の手前で見える、
「からしうどん」の看板が気になったので行ってみた、という日記を以前書いた。


-「からしうどん」の謎を追う! 武蔵境『大むら』-
https://blog.goo.ne.jp/shiyoudayuuji/e/09dfd73cb382f843eb7eab146d57c46d

だが、隣の東小金井駅近くには、おそらく「からしうどん」より有名だと思われる看板がある。
それは、色鮮やかな黄色が目を引く、写真の「ラーメン エフエフ 東小金井北口店」だ。


エフエフさんは、安くてメニュー豊富な中華食堂だったが、残念ながら数年前に閉店。
その後、空き店舗に入ったのが、今回紹介する『くじら食堂』である。
こちらは「食堂」と名乗ってはいるものの、定食などはなく、メニューはほぼ麺類のみ。
しかし、そのラーメンがおいしいと評判を呼び、開店してすぐ、連日大繁盛の人気店となった。
私も過去に、何度か入店を試みたが、毎回大勢の並び客を目の当たりにし、断念してきた。
そんなある日、深夜0時過ぎに行ってみたところ、さすがに行列はなく、スンナリ入ることができた。
飲んだ帰りに喰う深夜のラーメン…不健康だけどやめられないねえ!

こちらが券売機の写真。醤油、塩、油そばにつけ麺など、常時7種類くらいは用意されている。


まずはオーソドックスに、醤油か塩を選ぶのが正統派ラーメンファンだろうが、
泥酔していた私は、ナニをトチ狂ったのか、味が濃く具材の多い「特製油そば」950円の食券を購入。
しかも、店員さんに「大盛り無料ですがどうされますか?」と告げられたので、当然大盛りを選択。
カウンター席から調理作業を眺めていたところ、茹で上がった麺の入った丼に、具を盛り付けていき…
しばらくして、特製油そばが完成。


ウホッ、さすがは「特製」、予想以上に具だくさんではないか。
せっかく丁寧に盛り付けてもらったのだが、油そばなので、グチャグチャに混ぜて食べることに。


細いメンマや糸唐辛子、さらに低温調理っぽいピンク色のチャーシューを使用するあたり、
私の苦手なちょっと意識高い系(←根拠のないカテゴライズ)の商品かと思いきや、
味付け自体は淡麗ではなく濃厚。しかも大盛りだったため、最後の方はちょっと飽きちゃった。
ただし、店頭ポスターで「くじら食堂は麺が主役」と断言する自家製麺は、コシ・歯ざわりともに申し分なし。
この麺で、他のラーメンも食べてみたいと思い、その後も深夜や開店直後の空いてる時間帯に通いつめた。

その次に食べたのは、シンプルな「塩」750円。麺の量は並・大盛・特盛が選べるが、大盛にしておいた。


澄んだ色の塩スープは、旨味じゅうぶん。ちょいとしょっぱいくらいか。
「中太・平打ち・ちぢれ」麺の存在感が強いから、スープの味もあえて濃くしているのかな。

その次は、夜営業の開店直後に到着したものの、私が着席した時点で満席に。すごい人気だ。
この日はシラフだったので、びんビール500円と「おつまみ三種盛り」500円を注文。


三種盛りは、ゴロゴロチャーシュー、メンマ、味玉とネギ。ビールのお供にピッタリだ。
ただ、有名ブロガーの投稿では、もっと豪華だったはずだが…非常連&無名ブロガーゆえ仕方ない。
長居するのは待っている客に失礼なので、飲んでる途中で「醤油」750円の食券を店員に渡す。
数分後、完成した醤油ラーメンに、おつまみの残り(チャーシューと味玉半分)を追加。


麺の素晴らしさをアピールするため、ラーメンブロガーがよくやる「麺リフト」ってのをやってみたのだが、


湯気でレンズが曇ったり、手が震えたり、なにより恥ずかしいので、うまく撮れなかった。
「日本一醤油」という、スゴい商品名の醤油を使用したスープはやっぱり濃厚で、麺とよく絡んでウマかった。

その後に食べた商品を、以降で一気に紹介。
こちらは「つけ塩」850円。要するにつけ麺の塩ダレだ。麺はもちろん大盛りにした。


タレの底に潜む具材は、水菜に細メンマにチャーシューなど。


塩タレはもちろん、ラーメンスープ以上にしょっぱく、大盛りの麺でもグングン食べ進み、すぐになくなった。
くじら食堂の麺を味わうのならば、つけ麺が一番適しているかもしれない。

こちらは「担々麺」950円。辣香麺も選べるそうだが、「辣香」が謎だし、そもそも読めないのでやめておいた。


辛さはそれほどでもなく、ゴマ風味のマイルドな担々麺だった。辣香麺はもっと辛いのかね。
具材のひき肉が、意外と大ぶりだったので驚いた。そして、歯に挟まって痛かった。


こちらは「煮干し」780円。さっきの担々麺もそうだったけど、このふたつは細麺を使用している。


ベースの醤油スープに、煮干しの風味がたっぷり。これ、例の中太麺で食べたいけど、ダメかなあ。
以上、全6種のラーメンを紹介したが、他にも「生姜」や「醤油つけ」、さらに期間限定メニューもある。
どの商品も高クオリティで、何を食べてもハズレがないから、行列にめげず、何度でも通う価値があると思うよ。
また、どんなに混雑していても、店員さんたちは明るく丁寧に応対してくれる。これじゃあ、人気になるはずだよ。

ここまで、誉めちぎっておいてナンだけど、くじら食堂さんにひとつだけイチャモンを。
さっきも少し触れたが、こちらの店主は、常連客や著名ブロガーなどに、特別メニューを出すことがあるらしい。
客はみな平等に扱えとはいわないけど、そういうサービスはなるべく、他の客にわからねえようにやってほしい。
そもそも、「特別扱いされた自分」を調子こいてひけらかす、ブロガーもどうかと思うけどな。
特別扱いされたことのない、無名ブロガーのヒガミ・妬みはここまでにしておく(哀)。

くじら食堂さんはつい最近、東小金井駅構内の施設「nonowa」に店舗を移転。
今までは、駅から徒歩約90秒だったが、今度は約15秒とさらに短縮
今回のブログは、すべて以前の店舗で食べたものなので、現在の店舗には「担々麺」がなく、
代わりに「ブラック」や「焼売」があったりと、一部の商品や価格が異なる場合もあるけど、カンベンしてほしい。
新店舗は客席が増えたが、いかんせん駅至近なため、相変わらず長蛇の列ができているとか。
なお、旧店舗は現在休業中だが、新店舗が落ち着いたら再開するかも、とのこと。
くじら食堂のファンだが、かつてはエフエフのファンでもあった私としては、
エフエフ跡地で引き続き営業してもらえるのは大歓迎だ



くじら食堂・現店舗
東京都小金井市梶野町5-1-1 nonowa東小金井内
東小金井駅中央改札から徒歩約15秒
営業時間 11~15時、17~翌1時 日・祝は24時まで
定休日 無休
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