明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

「ソースやきそば」以外のウマいペヤング

2022年07月05日 | ペヤング
かつては新しい商品がリリースされれば、必ず購入していた【ペヤング】ブランドだが、
途中で「激辛」&「メガ盛り」関連の商品で、生命の危機を感じて以来、コンプリートはあきらめた。
もっとも、一時期の「ほぼ週イチで新作」というラッシュに、ついていけなかったのも事実。
しかも、お店に買いに行っても、前の商品が売れ残っており、新商品を並べるスペースを確保できず、仕入れ自体がない状況。
ついていけなくなったのは、客の私だけでなく、販売店舗も同様だったのではないか。

4月頃、高校野球観戦のため八王子に出かけたとき、帰りにドン・キホーテ八王子店に立ち寄った。
こちらの食品売り場では、「ペヤングコーナー」と名付けられた一角で、各種ペヤングを大々的に販売。
マニア感涙のコーナーと思いきや、置いてあるのは激辛・獄辛や、ギガ盛り・テラ盛りなどの商品ばかり。
結果的に、「キワモノ商品の在庫一斉処分セール」となっており(苦笑)、近付く客も少なかった。

実際、今年の3~4月頃は、新商品を見かけることが少なく、前回のペヤングブログでも触れた、
熱湯1分で食べる「九州豚骨」や、宮城県の高校生が考案した「たこめし風」は、いまだに見たことがない。
先月くらいから、ようやく在庫処分が完了したのか(完売or返品?)、新商品が棚に陳列されるようになってきており、
6月発売の「ペヨング カレー」「きんぴら風」「ジャーマンポテト風」は、とりあえず購入しておいた。

※まだ食べてはいない

近年のペヤング新商品ラッシュについては、どうも「話題作り」ありきで、味は二の次という印象があり、
一部マニアは嘆いているようだが、私自身はもう慣れたというか、バリエーションを楽しむようにしている。
確かに、ウマくない商品もあるのだが(失礼)、時折「おっ、意外とイケるな!」という秀作に出くわすことも。
以下では、最近食べた商品の中から、「そこそこウマいペヤング」を紹介。

まずは今年の2月頃に食べた、「オムそば風」。発売されたのは昨年10月で、定価は221円。私はドンキで181円で購入。


中にはソース、マヨネーズ、玉子主体の具材と、3つの袋を同封。


前にも書いたけど、まともなカップ麺ブロガーは、具材を別の容器で戻してから麺に乗せて、
オムそばみたいに盛り付けるのだが、そんな工夫のできない私が作ると、下記のようになる。


さらにあるブログでは、ソースとマヨを細く絞り、「縦の糸はソース、横の糸はマヨ」と、
中島みゆきさんの歌のごとく、美しいストライプを描いていたが、ガサツな私には、こんな抽出しかできない。スマン!


全体を混ぜ合わせる前に、あえて玉子の多い部分だけを食べてみたら…なかなか「オムそば」っぽいではないか。


麺はいつもの油臭のするやつで、マヨも一般的なタイプのものだと思うが、ソースがかなりの甘口。
以前食べた、「関西風天かす」のソースに似ているが、あれよりもドロッとしている印象。

※上記商品の解説はこちらの後半部で

キャベツと人参も結構たくさん入っているのだが、濃厚ソースとマヨ、たっぷり玉子に隠れてしまっていた。
普通のペヤングにマヨと卵黄を混ぜるのが好きな私が、この組み合わせを気に入るのは当然。
新江古田の居酒屋『ホワイトはうす』で出している、「ペヤング入りオムレツ」には叶わないが、


「オムそば風」のネーミングにふさわしい、満足度の高い商品であった。

ふたつめは、今年5月に発売され、6月に購入・実食した「バター醤油」。定価は221円で、入手先と値段は忘れた。


同封の袋は具材、ノリ、ソースの3種。固形バターなどはなく、ソースに混入しているようだ。


具材はわかりづらかったが、成分表には「しいたけ、人参、アスパラガス、ネギ」と記してある。


完成品がこちら。ソースは醤油ベースだが、しっかりバターの香りがする。


しいたけにアスパラガスと、カップ麺では珍しい具材を使用しているが、それを上回るバターの存在感
バター×醤油というのは、日本人が好むテイストではあるが、ペヤング独自の油揚げ麺との相性も抜群。
具材はともかく、このバター醤油ソースは高評価したい。別売りしてくれれば、ご飯にかけて喰うのに。

3つめの紹介は、5月発売、6月末購入、7月実食の「にんにく味噌」。定価221円、私はドンキで170円くらいで買った。
パッケージを撮影し忘れたので、公式ツイッターから画像を拝借。なので商品解説付き。


ソースを取り出し、具材のコーン、キャベツ、人参、フライドガーリックを麺に乗せたところ。


お湯を捨ててから、味噌味のソースをぶっかけて、


よく混ぜ合わせたら完成。肉がないので、一橋学園『なにや』の絶品チャーシューを追加。


ツイッター画像では「コク深い味噌とパンチの効いたにんにく…」という説明書きがあるが、
麺と混ぜると、味噌ソースのコクもにんにくチップのパンチも、ちょうどいい塩梅に中和された。
コーンが入るので味噌ラーメンっぽくなるかと思いきや、味噌ベースのもつ鍋のような味わい
濃すぎず薄すぎず、キャッチコピーどおり、「ガツンとやみつき」になるテイストだ。大盛で喰いたいよ。
一気に食べ終えてしまったが、おろしショウガや七味を加えたら、さらにウマくなったと思う。

以上、3種の秀作ペヤングを紹介してきたが、これらは期間限定商品ゆえ、現在ではどれも入手困難のはず。
「もう食べられないのなら紹介するなよ!」と、お叱りを受けるかもしれないが、
別に「食べなかったことを後悔する、感動必至の味」とかではなく、「そこそこウマい」程度なので許してほしい(笑)。
そもそも、一期一会だったからこそ、ウマく感じた可能性もあるからね。
当たりハズレはあるけれど、やっぱりペヤング新味の購入はやめられないよ

一期一会といえば今年4月頃、とある居酒屋で、ペヤングを独自にアレンジした限定メニューを提供していた。


上記商品名は「本気のペヤング」。この商品と、作ったお店については、改めて語らせていただく。
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