わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

今年のアカデミー賞ノミネーション

2014-01-16 | 映画・ドラマ・本
 今朝は柄にもなく早起きし(私的に)、車を定期点検に持って行きました。いつもなら、起きて、犬の散歩に行って、その後は先ずはネットでニュースをチェックするのですが、今朝は散歩後そのままショップに向かったので、何か起きているかを知らず、ただ妙にお日様が赤いなぁ、と、思っていたのですが、ショップの待合室で流れてたテレビのニュースでは、郊外で起きた大きな山火事を実況中。道理で太陽が赤く、なんだか目に小さなゴミが入ったような不快感があるはずだと納得しました。近隣に住む20代前半の3人が始めた焚き火が、高気温と乾燥した空気のせいで燃え広がったのが原因らしい。バカッター同然、考えの足りない行為が招いた惨事だったようです。この任人には、大変な賠償金と刑期が課せられます。死者も出ており、ちょっとしたおふざけが大変なことになってしましました。

 このニュースの影で、すっかり印象が薄れてまったのが、この辺りでは年に一度の大ニュースのはずの、アカデミー賞ノミネーションの発表です。でも、発表結果を見た私の第一印象は「うわー、地味…」で、いかにも、白人のオッサンが選んだんだろうって感じがしみじみ。ヒットになったのは、アトラクション映画な「ゼロ・グラビティー」だけ。もし、この映画が賞を取れるなら、数年前の、キャメロンの「アバター」が取っとくべきだったと思うわ。「The Wolf of Wall Street」なんて、評論家の間での評価は高いけど、余りに倫理に外れた内容や、悪人たちの豪遊ぶりに「胸クソ悪い!」と観客からはスカンを食らった作品です。でもアカデミー会員ともあらば、きっと庶民の数ヶ月分の生活費を一晩で麻薬、酒、女等に使っちゃうのも普通なのかもね。アメリカのエンターテイメント産業の収入の高さは、本当に謎だもの。

 ここ数年は、若い世代を取り込もうとしてたけど、ここに至って、もうすっかり諦めたのかしら?と、思わざるをえないのが最優秀作品賞候補朔です。しかも現在公開中やこれから公開の映画まで混ざって、宣伝効果でも狙ってんの?って、思っちゃった。私が個人的に興味があるのは、長編アニメ部門だけ。「Despicable Me 2」、「Frozen」と、自分が見て感心した二作に加え、宮駿の「風立ちぬ」ですもの。しっかし、「風立ちぬ」なんてまだ、公開もされてないんですけど… ピクサーの「モンスターズ・ユニバーシティー」が選ばれなかったのは、少しびっくり。

 それにしても、去年からのいきなりなジェニファー・ローレンス押しは一体何なのかしら?同じくノミネートされてるサンドラ・ブロックと、このジェニファー・ローレンスは、業界内では人気あるみたいだけど、別にファンが多いとか、一般で人気のある女優さんじゃない。多い芋姉ちゃんっぽくて、特に好きな女優さんじゃない。私がハリウッドの女優さんに求めるのは、そのへんじゃ見かけないような磨かれたゴージャスな美女なもんで。去年の受賞作も見たけど、感動するような演技だとも思えなかった。絶賛された「Winter's Bone」も見たけど、特に記憶にも残るような名演じゃなかった。それよか、「パシフィック・リム」の芦田愛菜ちゃんが助演女優賞に選ばれるべきだと思う!!出演時間は短いながらも、素晴らしい演技だと思うのにな… 



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