ツール・ド・フランスで通算7回、総合優勝した自転車ロードレース選手のランス・アームストロング氏に、米国の反ドーピング機関(USADA)が、正式にドーピング違反の判定を下しました。これによって、アームストロング氏のツール・ド・フランスでの優勝記録の一部か全てを剥奪されるかも。強すぎるアームストロング氏に対するドーピング疑惑は今までにも何度も持ち上がり、その度に何度もテストを受けてきたのに、既に自転車競技を引退した今になって、何を今更という気がします。今年の2月にも、FBIが、元チームメイトの、フロイド・ランディスの訴えで開始したアームストロングのドーピング疑惑調査を終了し、法的無罪が確定したばかり。ランディス選手自身、2007年にドーピングでタイトルを剥奪されており、逆恨みなんじゃないかと…
アームストロング氏は、私が過去に4年間住んだことのある、テキサス州・オースティンのご当地ヒーロー。前人未到のツール・ド・フランス通算7回総合優勝に加え、ガンの克服と闘病後のレース復活、そして地元への貢献で、とても人気があります。私がオースティンに住んでいた時にも、新しく建てた家の排水の問題で、ご近所が文句を言ったら、直ぐに謝って配管を直したと伝えられたし、いい人エピソードもいっぱい。シリコンのリストバンドも、最初は彼が、ナイキとともに癌患者支援のためにはじめたLIVESTRONGプロジェクトの、黄色いリストバンドが先駆けでした。息子が小学校で黄色いバンドをもらってきて、へぇー、色々考えるもんだねぇ、と思っていたら、瞬く間にアフリカ支援とか乳がん支援とか、どんどん後続が出てきたので驚きました。
自伝の「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」にも感動したし、良いイメージのある人だけに、今回の疑惑も無事に晴れて欲しいのですが、過去の記録から見れば、一旦、USADAニドーピング判定されたアスリートが、判定を覆すのは至難の業のようです。でも、生存率3%と言われた病を克服し、アスリートとして再起不可能と言われながらも再び自転車レースに復帰したのみならず、王者に返り咲き、ことごとく常識を覆したアームストロング氏。今回も、まさかの大逆転を果たして欲しい。
アームストロング氏は、私が過去に4年間住んだことのある、テキサス州・オースティンのご当地ヒーロー。前人未到のツール・ド・フランス通算7回総合優勝に加え、ガンの克服と闘病後のレース復活、そして地元への貢献で、とても人気があります。私がオースティンに住んでいた時にも、新しく建てた家の排水の問題で、ご近所が文句を言ったら、直ぐに謝って配管を直したと伝えられたし、いい人エピソードもいっぱい。シリコンのリストバンドも、最初は彼が、ナイキとともに癌患者支援のためにはじめたLIVESTRONGプロジェクトの、黄色いリストバンドが先駆けでした。息子が小学校で黄色いバンドをもらってきて、へぇー、色々考えるもんだねぇ、と思っていたら、瞬く間にアフリカ支援とか乳がん支援とか、どんどん後続が出てきたので驚きました。
自伝の「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」にも感動したし、良いイメージのある人だけに、今回の疑惑も無事に晴れて欲しいのですが、過去の記録から見れば、一旦、USADAニドーピング判定されたアスリートが、判定を覆すのは至難の業のようです。でも、生存率3%と言われた病を克服し、アスリートとして再起不可能と言われながらも再び自転車レースに復帰したのみならず、王者に返り咲き、ことごとく常識を覆したアームストロング氏。今回も、まさかの大逆転を果たして欲しい。
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