わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

本物 vs.バチもん

2015-10-27 | 映画・ドラマ・本
  ブロックバスター映画よりちょっとだけ先立って、おんなじようなテーマやセッティグで、すごーく似たようなタイトルの作品が出ることが多々あります。こういうバチもん系は、国内だけでひっそり公開されて、スーパーの安売りDVDのカゴに混じるので、日本ではお目にかかれないシロモノです。ブロックバスター映画よりちょっとだけ先立って、おんなじようなテーマやセッティグで、すごーく似たようなタイトルの作品が出ることが多々ありま「San Andreas Quake」は、そんな映画でした。図書館で「San Andeas(邦題はカリフォルニア・ダウン)」を借りようと思って棚を見たら、隣に並んでいたので借りてみたw

 カリフォルニア・ダウンの方は、ロック様演じるLA消防局救急隊員が、別れた妻と娘を助けるため、市の所有物であるレスキュー・ヘリコプターを飛ばして、記録市場世界最大の大地震に見舞われたサンフランシスコに娘を助けに行くお話。どんなムチャ状況でも、絶対に目的を果たすロック様。だってロック様だもの。並行的に、主人公一行とは全く何の接点もなく、カリフォルニア工科大学の地震学者が、地震は予測できるんだ~!でも直前にならなきゃ予測できないんで、SFの人、逃げて、いま直ぐ逃げて!なんだけど、かなり手遅れという、SFXは凄いけど、内容的にはトホホな映画。

 バチもんの方は、登場するのが今まで見たことも聞いたこともない俳優さんばかりで、脚本も予定調和なお手軽なんだけど、CGはやけに豪華。流石に本物みたいに高層ビルがバタバタ倒れたり、金門橋が津波で流されたりってことはありませんが、こちらのほうが本当に地震被害らしかった。主人公の義理の娘がダウンタウンのホテルに閉じ込められるシーンは臨場感ありました。「カリフォルニア・ダウン」は、もう、あれ、地震以外の何かだよね。遅れてくる津波とか、爆発するビルとか、色々と突っ込みどころありすぎて。

 本物は主人公が減りのパイロットで、脇に地震学者、元嫁と娘を救いに行きますが、「クエーク」(バチ物)の方は、主人公が地震学者で、夫がヘリのパイロットで、やっぱり娘を助けに行く。この主人公が意地悪な性格で、なんで主人公なのに、ここまでイヤな奴化しなきゃなんないかなと思うほど。最後には良い人に成るのかと思ったら、最後まで意地悪なおばはんのままでした。なんだか似たようなシーンが有ったり、見比べるのは面白かったです。でも、単独の映画としてみると…

   
右側が私の見たバチもんです

 どっちも暇人だから付き合っただけの凡作だったw

最新の画像もっと見る

コメントを投稿