児玉真の徒然

峠にたつとき
すぎ来しみちはなつかしく
ひらけくるみちはたのしい
(真壁仁 峠)

6年目のアドヴェントセミナー

2006年12月21日 | 徒然
第一生命ホールでは6年目のアドヴェントセミナーが始まっている。
「上手な学生や若手演奏家ならば、普通なら2日程度の練習で出来てしまうコンサートの曲目を10日ほどもかけて作り込んでいく機会を作りたい」という松原さんの望みを実現する形で第一生命ホールとトリトン・アーツ・ネットワークの育成事業の柱として始めたこの企画も6年目になり、今年は初めの年に取りあげたバルトークをメインプログラムにしているが、6年前と受講生の性質も買ってきているかもしれない。その違いも楽しみの一つである。ブリテンのシンプルシンフォニーも面白そうだけれどね。
私はここ数年ずっと全部につきあえていない。こういう企画は「同じ釜の飯を食う」ことが重要だと思うので、べったり付きあっていないとなかなか同じ達成感に至ることが出来ないというジレンマが私個人としてはあるのだけれど、まあおじさんがべったり付くのも鬱陶しいだろう。今回も、14日の初日に話しをしてすぐに長崎に発ってしまったので、帰ってみると音楽が出来つつあって「なかなか良いではないか」と思ってしまう。先生は大変なのでしょうけれど・・・。

コンサートの本番(クリスマスコンサート)は24日の夕方だが、22日には第一生命ホールの昼のロビーコンサートとして受講生と講師陣による室内楽のコンサートがある。また23日には子どものためのオープンリハーサルをやることになっている。興味のある方は是非どうぞ。

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