児玉真の徒然

峠にたつとき
すぎ来しみちはなつかしく
ひらけくるみちはたのしい
(真壁仁 峠)

吉岡次郎さんのアウトリーチ(こまえ工房)

2011年03月03日 | 各地にて

地域創造の音活で東京都狛江市に来ている。と言うより通っていると言う方が正確。吉岡次郎さんは熊本のアウトリーチフォーラムで管楽とピアノのアンサンブルで参加していた一人だからもう6年くらい前になるか・・

音活登録としては初めてのつきあいであるし、彼もソロでのアウトリーチはそれほど経験がないと思う。音活は演奏家への準備期間が丁寧に出来ないので、内容は出会ってはじめて判る。今回も最初は少し迷いがあったように思うが、今朝は3回目にして長足の進化をしていて吃驚した。今更ながら演奏家とよばれる人たちの対応力のすごさは見事なものである。

今朝の回はこまえ工房こもれびは軽度の障害のある人の工房。昼間に通ってきて作業をしている一種の受産施設のようなところ。いずれここの進行はフィールドノートにも書くとおもうけれど、障害者関連の施設でピアノの周りに近づいて聴いてもらったのはちょっと不安があるのであんまり例がないように思う。ピアニストの津島さんにとっては異様な緊張だったと思うけれど、良いアウトリーチになった。