拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

ストロベリMelody/じいさんにJealousy

2007-01-28 22:38:38 | テレビ
●しょこたんこと中川翔子の新曲が超、いや、ギザカワユスなことになっている。2月14日発売の「ストロベリMelody」。散りばめられたキラキラなシンセが印象的な、彼女の大好きな80年代テイストのアイドルポップス…というか彼女が敬愛する松田聖子へのオマージュのような楽曲である。しょこたん本人が作詞に参加しているようだが、多分松田聖子の曲の歌詞からいろいろ引用しまくったんだろうなぁ…。「赤い心を隠せない私を許して」「ダメね 近づけない」などなど、あの頃のアイドルの必殺フレーズ満載だ。
しかし単なるオマージュで終わっていない。ヒップホップユニットSOUL'd OUTのDJ Shinnosukeがプロデュースを担当したこともあり、随所にスクラッチ音が挿入されていて今っぽさをほんのりプラス。さらにSOUL'd OUTのラッパー(ディギーさん)独特の「♪アアァラァアァララァラ~」みたく聞こえるフロウが間奏でさりげなく響き渡る。ミディアムテンポで可愛く流れていくメロディーと隠し味的なヒップホップテイストが自然にミックスされた素敵な曲。
PVも素敵。80年代の歌番組で歌うあの頃のアイドル風のひらひら衣装を着たしょこたんが、苺が巻き付いた白いスタンドマイクで手振り付きで熱唱。「♪好きよ」でカメラ目線になるところ、可愛いすぎるぞ。このしょこたんin 80'sな映像は照明の当たり方も絶妙。鮮やかすぎず適度にくすんでいて、ちゃんと「懐かしのアイドル」風のノスタルジーを放つ映像になっている。見ててなんだか胸がキュンとなるよ。80年代の記憶なんて私は殆ど無いけど懐かしさを感じちゃったよ。父親の故・中川勝彦さんと並んでも不自然じゃないだろう。そんな映像と、白いファーを纏った今風アイドルのしょこたんが交錯するPV。目の保養になりますぜ。

●「私が…いつじいさんに嫉妬した!」…ドラマ『華麗なる一族』開始3分で爆笑してしまった。不意打ち!鉄平の父の怒りの叫び…迫力満点やで。でもワロタで。今週はキムタクが資金集めに奔走するシーンばっかりであまり面白くなかったなー。昔の恋人との再会シーンも完全に蛇足だったし。でもやっと高炉建設の資金集まったし、銀平の結婚も決定したようだし(「君は初めてじゃないね」)、物語が動き出すのは来週からですね。次週予告を見る限りでは高炉建設の資金集めに力を貸してくれた西田敏行演じる鉄平の義父兼通産大臣が過労で倒れるっぽい。強力な後ろ盾をなくした鉄平が破滅に向かうプロローグ、ですな。予告といえば先週の予告に登場したシーンが今週の本編に出てこないってどうなのよ。山田優が「この家は狂ってます!」って叫ぶシーンとか。少年ジャンプ名物「ウソ予告」かよ。でもまあ来週には山田優が万俵家に嫁いで来るようなので、あの一家の裏側を見て例のセリフを叫ぶだろう。
今週の池の鯉「将軍」の出番は回想シーン。池の岸に仁王立ちするまだ存命の鉄平の「じいさん」の元に顔をぴょこっと出す「将軍」。カワユス。カワユスといえば今年の干支である猪もドラマに登場。キムタクに猟銃であっけなく撃ち殺されてたが、向こう見ずな突進とつぶらな瞳が妙に可愛かったわー。



●今日の一曲
「猫になりたい」/スピッツ