拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

捨てる神あれば拾う神あり

2006-10-30 19:54:35 | 音楽
久しぶりに近所のブックオフにフラリと立ち寄ってみた。教育実習中はずっと行ってなかったから本当に久しぶり。昨日スマップのアルバムの事を記事に書いたのがきっかけで「もっと昔のアルバムの聴いてみようかなぁ」と思い、探してみたが、私の持っていない『SMAP 006 SEXY SIX』以前のアルバムはどれも750円以上する。うーん…私がスマップの中古アルバムに払える値段は250円~500円だからなぁ…(すいませんすいません…)ということで購入は見送る。スマップのメンバーが選曲した裏ベストアルバム『ウラスマ』だったら1500円までなら出せるけどなー。アレはなかなか置いてない。あ、『SMAP 006』から『SMAP 012』辺りのアルバムは250円で沢山置いてあった。どこの店舗でも多分そんぐらいの相場なので興味のある人は近所のブックオフに行ってみよう。
中古・新品問わずどこのCDショップでも、スマップのすぐ近所にはスピッツのCDが陳列されているのでそこもついでにチェック。スピッツ、私は2002年の『三日月ロック』からハマってそこから過去に遡るような形で聴いているのだが、「ロビンソン」収録の『ハチミツ』でもうずっと止まってしまっている。なんか、遡るほど自分の好みから離れていくような気がして。スピッツの音楽は実直なまでに何も変わっていないように見えてやっぱり変わってるからなぁ。今年の春に出た2枚のベスト盤も、断然後期の曲が入っている方のが好きさ。なんとなく音圧が好み。でも、最近CDをずっと買っていなかったこともあり、勢いで『空の飛び方』を購入。好みじゃなくても悪くはないでしょう。だってスピッツだもの。
スマップ、スピッツと「サ行」のアーティストをチェックしていてふと目に入ったのがジルチ(zilch)。hideが海外進出用に仕掛けてたバンド。あらら、今年の夏にやっとのことで発見した『321』(画像参照)、今日見たら3枚も並んでるぞ?しかも私が買ったのより状態がキレイだ。悔しいですなぁ…。この名盤がせっかく3枚もあるんだし、誰か買いなさいよ…!「エレクトリック・キューカンバー」とか最高ですよ?緻密な計算とノリと哲学と勢いが合わさってできた強引で無茶な名盤。リリンが生み出した文化の極みだよまさに…(?)。しかもここでは250円だ。こんなに好きで好きでたまらないアルバムが安~く置いてあると、人にあげる用に一枚買ってしまいたくなり、購入。同じCD二枚買うなんて初めてだ。バカか。まぁ、布教用に一枚…って感じ?でも聴いていて思うんだけどスマップのアルバムよりも布教しづらいかもなー。この手のゲロゲロハードな音楽が好みでない人には受け入れられないのかもなぁ…四方八方から飛び込んでくる音像に耳をまかせるだけで気持ち良くなれるんだけどな。あ、そうだ、癒しですよ癒し!ある意味ヒーリングCDですよ、zilch。
音楽雑誌の方は、一ヶ月の間に激変していた。90年代初期~中期の「shoxx」「Fools mate」(ともにヴィジュアル系専門誌。現在も健在)が大量入荷されていた。あの時代のヴィジュアル系を追っかけていた人が、なんらかの事情でライブラリーを手放しましたって感じ。事情…まあ「ジャマだった」ぐらいの事情だろうけども。とにかく大量かつ殆ど号数に抜けが無い。毎月買ってたんだなぁ…。私が欲しいのは90年代の「ロッキンオンジャパン」「音楽と人」あたりだからこの大量入荷は「あー、すげー」程度にしか思わないが、せっかくなのでhideの載っている94年の「Fools mate」を一冊購入。あの頃のヴィジュアル系を楽しむことにした。おお、GLAYのTERUが長髪だぁ。