相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

江戸期東京別院であった「南命山善光寺」

2016-01-08 08:12:25 | 寺院
善光寺の本山は「信州善光寺」で、全国に存在する善光寺信仰、善光寺仏や縁起にゆかりのあるお寺は400社以上存在するといわれている。その中の一つ港区北青山に浄土宗寺院で信州善光寺別院「南命山善光寺」はある。創建は永禄元年(1558)。当初谷中に信州善光寺別院=東京宿院として建立されたが、宝永2年(1705)現在地へ移転した。本尊は阿弥陀如来像。地下鉄表参道駅を出て、青山通りが交差する左側に当寺はある。山門の前は何やら建築中テントが張られ見にくくなっているが、華麗な朱色の「山門」は健在でそこを抜けると広大な境内の正面に数年前に建て替えられた「本堂」が重厚な構えを見せている。本堂階段前には正月らしく新年の松飾りなされている。「山門」の右には歴史を感じさせる「鐘楼」、左手には「高野長英の顕彰碑」、明治初期に人力車を発明した和泉要助、鈴木徳次郎、高山幸助の功を伝える「人力車発明記念碑」が建てられている。都内でももっとも賑やかなここ青山にあって喧騒を忘れさせてくる空間で、春には桜の名所として人気があり、参拝と花見で賑わう。(1601)












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