座間入谷に小桜姫伝説で知られる曹洞宗寺院「水上山龍源院」はある。創建は寛永2年(1461)、本尊は釈迦である。当初上野原清源院八世格雲守存を開山として寛正2年(1461)入谷丸山下に創建。その後現在地へ移転、天保年間(1830年)には寺子屋を開いていた。明治5年(1872)には座間小学校の前身「風牛学舎」があった事で知られる。また座間市や海老名市に点在する「相模七福神」のうち辨財天の石像があり、毎年1月から2月にかけては七福神巡りの人々が多く訪れる。このような歴史と由緒をもつ当寺の「本堂」は90年前(1927)に建てられ老朽化や不同沈下による傾斜等の理由にから1年前から建て替え工事が進められていた。建て替え前の境内には紅白の梅の木が20本近くありこの時期楽しく観梅していたが今回の工事で梅の木も撤去されてしまい残念である。今、着々と工事も進みこのほど(1/18)に「上棟式」が執り行われた。当日は飯島隆夫委員長、遠藤三紀夫市長、甘利明衆議院議員ら来賓、地域住民の300人近くが参列参加し縁起が良いとされる餅を本堂から投げる「散餅の儀」が行われた。建設進む真新しい美しい「新本堂」の姿が見えてきた。記念に撮り納めた。本堂の完成は今年9月の予定となっている。(1602)




建て替え前の「梅」の参道と「山門」





建て替え前の「梅」の参道と「山門」


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