相模太夫の旅録=Tabi Log

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高円寺の地名の元となった「宿鳳山高円寺」

2019-10-22 11:52:06 | 寺院
杉並区高円寺南に地名「高円寺」の元となった曹洞宗寺院「宿鳳山高円寺」はある。創建は弘治元年(1555)中野成願寺三世建室宗正が開山、本尊は観音菩薩である。当寺は徳川家光将軍が鷹狩りの際に立ち寄り、宇治から茶の木を取り寄せ手植えした「お手植えの茶の木」が境内に残っている。徳川家所縁の寺であることから「三つ葉葵の紋」が各所に見られ、徳川家光が「小沢村」から当寺の名をもって「高円寺村」へと改称され現在の「高円寺」地名となった。かつて寺周辺は「桃園」と言われ本尊は「桃園観音」、寺は「桃堂」、門前を流れる川は「桃園川」と呼ばれた。度重なる罹災により「堂舎」や「古記録」を消失した。高円寺駅東南約400mという閑静な住宅街の一角にに構えられた「石門柱」の先に両サイドは緑の樹木に覆われた長い石畳の参道が続く。道路を一本跨ぎ「寺号標」「山門」がありその正面に昭和28年(1953年)再建の堂々とした精微な彫刻が施された「本堂」がある。また門柱に龍の細工が施された石鳥居「双龍鳥居」をもつ「稲荷社」、地蔵堂の堂宇で構成されている。(1910)







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