「男はつらいよ」の舞台となった車寅次郎ゆかりの地でもある葛飾柴又に日蓮宗の寺院で「柴又帝釈天」と知られている「経栄山題経寺」はある。創建は江戸時代初期の寛永6年(1629)。本尊は大曼荼羅。仏教の守護神である天部のひとつを指す「帝釈天」は日本においてはここ「柴又帝釈天」を言う。柴又駅前で寅さんの銅像とご対面した後、飲食店やお土産店、あの団子屋の「高木屋」も建ち並ぶ賑やかな参道を進むと突き当たりに入母屋造瓦葺の二階建ての門「楼門」いわゆる「二天門」が堂々と構える。初層に増長天と広目天を安置。境内正面に「帝釈堂」、右に旧本堂の「祖師堂」があり入母屋造の拝殿と内殿が前後に並んで建つ。その右手前に寺内最古の建築である「釈迦堂」(開山堂)、本堂裏手に「大客殿」などが建並ぶ。大客殿前に彫刻でも知られている池泉式庭園「邃渓園」が広がる。(1908)
懐かしい写真をありがとうございました。
思い出の一枚になることができ光栄です。今後も御贔屓頂きますよう!!