相模太夫の旅録=Tabi Log

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GW公開中の「神奈川県庁本庁舎」内部へ潜入

2018-05-06 14:04:32 | 建造物
横浜市中央区日本大通りに聳える「神奈川県庁本庁舎」。GWの3日間限定で公開中の「キングの塔」の愛称で親しまれている「神奈川県庁本庁舎」へ潜入してみた。昭和3年(1928)に建造、関東大震災で焼けた県庁本庁舎に代わる4代目の庁舎で知事が執務する現役の庁舎としては大阪府庁本館に次いで全国で2番目に古い建物である。軒高22.6m、塔高48.6m、5階建て地下1階。日本趣味のある洋風建築で1920年代から1930年代頃に流行したアール・デコ様式の装飾が各所に取り入れられている。横浜のシンボル的存在であり横浜三塔の一つ「キングの塔」と呼ばれ、平成8年には国の有形文化財として登録された。この期間普段見られない「知事室」、「旧貴賓室」と「旧議場(大会議場)」、5階の「本庁舎歴史展示室」、そして「屋上」へ上ると横浜港、MM21の素晴らしい異国情緒漂う景色を一望できる。玄関前ではゆるきゃら大集合、屋台も出て大混雑であった。外観は表面に溝を刻んだスクラッチタイルと独自の幾何学的な装飾模様が特色のライト様式が醸し出す風格のある建物は日本様式と洋風建築が融合した荘厳さと重厚の中にモダンさを持ち合わせている建造物である。(1805)




知事室


大会議室


貴賓室




キングの塔


屋上からの眺望
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