相模原市南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。当園は今、国花で春を代表する桜の女王「ソメイヨシノ」が今年は遅れてやっと咲き始めや華やかさを増してきた。そしてもう一つ今、「ソメイヨシノ」や「サトザクラ」の母種(片親)である「オオシマザクラ」(大島桜)が「クスノキゲート」入口左側の管理事務所前に植栽の一本が咲き始めた。このサクラは白色に微紅色を混じえた5弁花の美しい花姿を魅せている。「シマザクラ」とか「タキザクラ」とも呼ばれ名前のとおり「大島」を含む伊豆七島、伊豆半島及び房総半島を原産とする桜である。花期は丁度今頃で緑色倒卵形で、鋸歯の先端は長くとがる葉と一緒に生長するため遠目から見ると木全体が黄緑色に見える。花弁は5枚で白で稀に薄紅色&微紅色となり、サクラの仲間では珍しく花に芳香がある。(2404)
昨年のオオシマザクラ






昨年のオオシマザクラ

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