江ノ電の極楽寺駅から極楽寺切り通しを進んだところに「縁結びの寺」&「あじさい寺」の真言宗寺院「普明山成就院法立寺」は鎮座している。創建は承永元年(1219)。本尊は不動明王である。この地は弘法大師が100日間に亘って「極空蔵菩薩」を祀る修業地でもある。参道の108の石段の両サイドには「般若心経」の文字数と同じ262株の「あじさい」が植栽され「あじさい回廊」として「明月院」と共に鎌倉のあじさい名所に数えられていた。しかし創建800年記念の参道改修工事が行われ今まで我々を楽しませてくれた「あじさい」は東日本大震災で津波の被害を受けた宮城県南三陸町の「大雄寺」へ復興支援活動の一環として送られた。昨年は出来上がった参道、本堂前にアジサイは以前ほどの本数はないが間隔を置いて再植栽された100本近いアジサイが程よくボリュームを増して美しく彩られていた。前方1キロ先には「由比ヶ浜海岸」が視界に入る。(2306)







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