相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

「ダイナリサン」と親しまれている「大稲荷神社」

2023-05-18 10:26:05 | 神社
小田原市城山に正一位大稲荷大明神として「ダイナリサン」の愛称で親しまれている「大稲荷神社」は鎮座している。小田原城北条時代の天正18年(1590)に創建された由緒ある神社でかつては「田中稲荷」と称していた。宝永3年(1706)小田原城主大久保加賀 守忠増によって現在地谷津山に勧請され、谷津村、竹の花町、須藤町、大工町の鎮守として「大稲荷神社」と称した。小田原城北条時代に修験者が旧竹ノ花地区内に建立した修験堂、武田家の臣曲渕氏が主家滅亡後、徳川家に随身、当地を釆地として賜り「修験堂」に稲荷大明神を祀ったことが興りである。御祭神は商売繁盛と方位除けの「田中大神」と「宇迦之御魂大神」である。平成18年、江戸時代の宝永3年(1706)に鬼門除の稲荷として再興してから300年を迎え「三百年祭」が執り行われた。 「福泉寺」の手前に大きい「赤い鳥居」が構えられている。境内参道右に「社務所」、左に「神輿庫」がある。直進すると左側に「大稲荷神社」、右に「愛宕神社」、その間に「錦織神社」(テニスの錦織選手も訪拝)、官位稲荷、田中稲荷がある。両社の本殿の彫刻は素晴らしく、特に「愛宕神社」の花鳥彫刻、獅子頭・波と鯉、巻物を手に馬に乗る人、龍に跨る人と施されている精緻な彫刻は「左甚五郎」作である。(2305)
 
 
 
 
 
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「県立相模原園」の「水無月園」は「ヤマボウシ」が白花の披露中!!

2023-05-18 06:26:32 | 公園・庭園
相模原市南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。公園の施設の一つハナショウブ園「水無月園」の外周一画に「ハナミズキ」のような「ヤマボウシ」(山法師)が見頃を迎えている。他の名前は「ヤマグルマ」。「ヤマボウシ」は中国、朝鮮半島、日本の本州から琉球列島に分布、ミズキ科のサンシュユ属(ヤマボウシ属)。江戸時代には欧米へ渡り観賞樹木として栽培されている。同じ属の「ハナミズキ」に比較すると開花時期が遅く、葉が出たあとに枝先に開花するので華やかさは少ないが、梅雨期の花木としては希少価値がある。花のように見えるのは本来の花弁ではなく総苞片である。観賞期間も長く8月~9月に紅橙色に果実が熟し、果肉は粘質で甘く生食できる。(2305)
 
 
 
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