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昨日、朝の内は涼しいくらいの日曜日、バーリントンにある『Cartwright Nature Sanctuary (カートライト自然避難所)』 に行きました。ここはハミルトン・ネーチャークラブの所有地でかなり奥まったところにあります。
有名な「ハミルトン・ローヤル植物園」の裏に隠れるように位置しているため、まずローヤル植物園の敷地を通過しなければなりません。
そういう所なので人がワンサと押し掛ける心配も無いためか付いて直ぐ幼い鹿が二頭ノンビリと散歩しているのに出会いました。木立の陰を歩いているため写真は巧く撮れず、ガッカリして、「ひょっくり、目の前に出てきてくれたらなぁ」とひそかに願っていたらこのような光景に出会ったのです。ボードウォークを歩いていて終わりそうになった頃後ろから囁きの伝言が伝わってきました。
「みんなが見逃したけれど、子鹿がいるよ」
一番最後の人が見つけたのです。そこで、みんな逆戻り。
子鹿は私たちに気付いているのですが動こうとはしません。それが身を守るための自然が教えた知恵のようでした。まだ生後二-三週間くらいと、案内してくれたワーレンが言っていましたが、母親は???
十数人の人間が遠巻きにしていては母鹿も躊躇って木陰から眺めていたかもしれませんが、子鹿は耳をそばだて、眼を見開いて我々に注意を払っています。
お昼寝の最中に起こされて、未だボーっとしていたのかもしれませんが、身動き一つせず眼と耳だけはフル活躍していました。
英語名:White-tailed deer (Fawn)
学名:Odocoileus virginianus
和名:x x x x子鹿
エスペラント名:Cervido
車のエンストを防ぐためドライブでもと思ってもカナダのようなのびやかなところがありません。最近駐車料金も高くなりました。
先日インドの浜辺でカラスが人懐こく寄ってきました。ここではカラスも警戒心なしと楽しんでいたら、同行者の一人が石を拾いいきなり投げたのです。鳥が飛び立つのを楽しそうに笑って見ていました。
その顔は悪魔に見えました。今でも思い出すと腹が立ちます。
カナダにだってそういう人はいますよ。
餌でおびき寄せてカナダ雁の首を捕まえた若い女性のことが未だに忘れられません。本人は面白半分でも雁にとっては命の縮む思いだったでしょうに。