子供の頃学校から帰ると少なくとも夏の間はおやつはトマトだった。だから一生食べる分のトマトを食べてしまった、と私は言う。だからもういらないと。
あの頃のトマトはもぎたてで香りも良く美味しかったけれど、店で買ってくるトマトでは食べなくても良いとさえ思っている。
我が亡夫はトマトが好きで多少不味くても良い人だった。庭にもトマトを植えもぎたてを食べる工夫もしていた。
トマトは要らないと思いながらも、サンドイッチには薄切りのトマトを挟むと美味しいので買ったのが残っている。十日余り前のことだから食べてしまわないと無駄にしてしまうし。。。と言ってそのまま子供の頃のようにスライスして塩でなんて不味すぎる。
そこで考え出したのがこのパスタ。
作り方は簡単だしトマトが多少不味くても出来上がりは美味しい。
材料:
♥ ベーコン四枚。
♥ パスタ一皿分。
♥ 玉ねぎ半分。
♥ トマト一個。
♥ 塩、胡椒、オリーヴ油適宜。
作り方:
♥ ベーコンスライス4枚くらいを横に細かく切り、中火に熱しておいたフライパンで炒め、カリカリのベーコンビッツを作る。ペーパータオルを敷いた小皿に移し、出た脂肪は大匙一杯分くらいを残してすてる。
♥ パスタを茹でる鍋にお湯を沸騰させ、皮の表面に十字の切り込みを入れたトマトを20秒くらい湯浴みさせる。スロットの入ったスプーン(網杓子)で掬い出し、直ぐ冷水で冷やす。皮を剥き、一口大に切って置く。
♥ 同じお湯で好みの量のパスタを茹で、お湯を捨てたらオリーヴ油を多少まぶして置く。
♥ 玉ねぎ1/2個の薄切りをベーコンの脂肪で炒め、柔らかくなったらトマトを入れて更に炒め、トマトが温まった頃茹でたパスタを入れ炒める。
♥ ベーコンビッツを混ぜ、塩コショウの味付けは好みで。
今回は刻み葱を混ぜたが、好みのチーズを下ろして最後に混ぜても良い。
カナダではどんなトマトなんでしょう。
我が家では兄が丹精込めたトマトで酸味も適当にあって甘味もあっておいしかったものです。
カナダのトマトも色々だから何とも言えませんが、夏の間は少なくとも朝市(ナイアガラフォールスでは土曜日早朝)で近所の農家の丹精込めたトマトが買えますが、普通のスーパーマーケットだと、オンタリオ産もあるけれど南の国から来るのも有ります。冬は温室育ち。。
枝からとって直ぐの味がやはり良いですね。
ベーコンに玉ねぎにトマト!
作り方を読んだだけで、美味しい匂いが漂ってくるようです。
自分が小さい頃は、丸ごとトマトを砂糖につけながら丸かじりしていました。
それを言うと、砂糖にトマトは気持ち悪い・・・と皆に言われます(汗)
美味しいのになー。
電車で席を譲らない若者には、自分も日本に帰国して驚きました。
東京では、若者がお年寄り優先席に座って譲りません。
でも、それ以上に驚くいろいろな事があります。
満員電車の扉から出る時に押されて転んだ若い女の子を、降りる人たちが上をまたいで出て行ったり。
日本にも良いところはありますが、でもこのあたりのマナーは酷いです(涙)
転んだ人を跨いで電車を降りて行く心境は信じられませんねぇ。幾らなんでも。。でも東京ならあり得るなァという気もします。
親切な人も多いですよ。切符を買えなくてウロウロしていると「お手伝いしましょうか?」と声を掛けてくれる人が居るのはやはり都心ではないですけど。
慌てて高温でやると焦げるだけですから。ペーパータオルに取って余分な脂肪を吸い取らせればカリッなります。ベーコンでなく炒り卵で代用するのも手ですね。
粉チーズより、シュレッデド・チーズの方が良いですよ。熱で適当に融けたところが良いのです。
辛口の赤ワイン良いですね。
パスタにオリーヴ油をまぶして置くのはフライパンの方の受け入れ態勢が出来るまでの間にパスタが固まりになってしまうのを避けるため、ゴマ油でも香りが違うのでまた良いかも。
たまにはこんな簡単な料理でも奥様孝行って良いと思いますけど。気は心ですから。
これに角切りの胡瓜とか、スライスした玉ねぎとか、庭にあったらバジル・パセリなども加えます。このサラダ家族は喜んで食べます。
でも、火を通す方が私は好きです。形の悪いトマトなど大量に手に入るとヘタをとり角切りにして冷凍します。パスタ・シチュー等サラダ以外の料理には何でも使えます。
また、缶詰を使うより香りもよく美味しいです。
トマトを食べ終わって汁が沢山残るとこれに又トマトを追加するのですよ。そしてそのジュースも仕舞いには飲んでいましたが、何度も追加追加では不味くなるのですけどね。
一人になってからは殆ど作っていないサラダです。
来年は今までのように庭にトマトを植えようと思っているので、その時は冷凍も必要になるでしょう。
一人になってからは作り置きの冷凍食が多く冷凍庫は何時も満杯ですが。