爽やかな初夏の緑の村に
遠い日を懐かしむ集落の道が残っていました
かつて大規模な基盤整備や用水路工事がおこなわれなかった時代には田んぼは大小さまざま隣あって不規則に並んでいました。集落と集落をつなぐ道は直線ではなくってゆるやかにその田んぼに添ってまがってついていました。
集落の中の道は家と家をつないでゆるやかにまがっていました。その道を人や馬や牛などの家畜などがゆったりとあるっていました。
今は車社会、道は舗装された直線道路になっています。その道路筋の工事の邪魔になるものは住宅であろうとお墓であろうと補償費を支払って押しのけ直線的に工事されます。
古い道は行き交う人の暖かい心がありますけど、新しい道路は非情強引です。
かつて大規模な水田の基盤整備がおこなわれたとき作られた立派な農面道路はこの集落をさけて通りこの古い道が集落の中に残ったのです。家並みに沿って緩やかにカーブしています。心が和らぎます。
古い時代には水道は完備していませんでした。井戸が使用されていたんでしょうけど大事な用水路が村中の道には沿って流れていました。今は流れの水は少ないんですけどかつてはその流れにニナ(蛍の幼虫の餌)やフナッコやドジョウッコが住んでいて初夏には蛍も飛んだでしょうね。
なんかとっても懐かしい気持ちになる集落の古道でした。