秋の陽うけた愛犬の墓にきれいな花が咲いていて

「私も行くよ」と呼ばれたような気がしたんです

　

私は二つの墓の前にたたずんで遠い日のあの子たちのことを思って静に手を合わせました

　散歩に出かけようとしたときばばちゃんは「あの子たち私の話す言葉がみんな分かってくれたもんね」と言いました。お墓の花が美しく咲いて私達を呼んだんですよね。

　有り難う、もうずいぶん昔になって、あの悲しみがいまではもう懐かしみの心に変わっています。


　

大好きだったレオ君との霧の散歩です

　

そして二歳の誕生日です

爺いにとっても、ばばちゃんにとっても大事な大事な家族でした。