石の上にも三十年

焦らず、気負わず、程程に…。
整体&リフレ+酵母パン屋の自営業一家
何でも手作り、手仕事生活。

香茸のリゾット

2010年10月22日 10時21分51秒 | 我家の食卓

さて、香茸リゾットを作りましょう~♪



まず香茸は細かく裂いていきます。

そこにたらりとオリーブオイルをひと回し。

油との相性がとにかくいい香茸。

乾燥が進んでかぴかぴなきのこさんに油をちょっとしみ込ませておきます。




フライパンにバターと牛脂を合わせて大さじ2ほど熱したところにみじん切りにしたニンニクをいれ

香りを引き出すようにじっくりいためていきます。


そこにみじん切りにした玉ねぎをいれ、透き通るまで炒め、

ここで香茸投入!!



さっと炒めたら生米をいれて、さらに炒めます。

どんどん脂を吸ってこんな感じに。



全体が透き通って米に火がはいったら、白ワインを150ccほど回し入れます。

強火で酒を飛ばし、水分がなくなったらひたひたになるくらい水をいれて煮ていきます。




水気がなくなったらまた足して…繰り返していくうちに炊けてくるので、3回ほど水を足したら

一度米を食べてみて、様子をみましょう。



これで炊きあがり。

もう少し水分があるうちに塩こしょうで味をととのえます。

好みでもう一度バターをのせても。




香茸のだしがしっかりしみ込んで茶色いリゾットの完成!!



パルメザンチーズも最高に合いますよ~


効きが強すぎて、半分も食べないうちに頭がくらくら、目が回る~

酔っ払ったような気分でぼんやりぽーっと…


きのこは効きますなぁ

昨日来日したマエストロのボストック氏(自称リゾット名人!)に香茸をみせて

香りをかいでもらったところ、

「ポルチーニみたい!」と興味しんしん。


そうそう、これはポルチーニで同じレシピで作ってももちろんおいしいだろうなぁ~

リゾットって、たまに出てくるとトマトとか、クリームのものも多いけど、

わたしは塩コショウのパルメザン仕上げのリゾット、結構好き~

まぁ、香茸の強烈なだしのおかげでおいしいものがつくれてるんですけどね~


(かしこ)



大切なのは“乳化”

2010年10月22日 09時49分31秒 | 我家の食卓

ドレッシングやたれ、煮ものでもモノによってはこの“乳化”が

同じ材料を使ってもかなり味を変えてきます。


昨日紹介したゴマだれのもとも、そのまま液体とぐるぐる混ぜただけでは

すりごまを入れたのと同じ食感。

かつおだし、ブイヨンなどスープと合わせた後

ふたつきの瓶を使ってしっかり振って混ぜ合わせたり、

手軽なのはミキサーで再度撹拌することで完全に乳化状態にすること。


調理でも強火の時の熱の対流をうまく使うと脂と調味料がしっかりとつながると

白濁したとろみのある濃厚なスープが作れます。


今夜は鍋。

ベースで煮た野菜スープをゴマだれとあわせて、カボスをしぼって

特製だれの出来上がり~♪


(かしこ)