石の上にも三十年

焦らず、気負わず、程程に…。
整体&リフレ+酵母パン屋の自営業一家
何でも手作り、手仕事生活。

かしこ閉店のお知らせ

2016年04月27日 12時34分01秒 | 自家製酵母パン屋 かしこ

今週も元気なパンたちがぞろぞろ焼き上がり、

開店してます~!

「かしこ」といえばてんこ盛りの具材。

ピザだってチーズはこんなにもりもり(笑)

…だったのですが今日はすべて売り切れてしました。

いつも本当にありがとうございます。


じつは「かしこ」5月末をもちまして閉店することになりました。

メールメンバーの皆様に一足お先に報告したため

今日はより一層売り切れが早くなってしまっています。


小さく始めたかしこ。

6年で地域に「かしこファミリー」の輪をつくれるまでに成長したのは

毎週のようにお買い上げいただいた皆様のおかげです。


家の前の無人販売のようなスタイルを

一緒に笑ってくれるような温かい皆さんとの立ち話が

私の原動力になってたのはいうまでもありません。


理由は家業が忙しく、パンの仕込時間がとりづらくなったから。

というものですが、愛着のあるかしこをやめることに

まだ踏ん切りがついていない私たち。

それでも明るい引退会見にしたいと思ってます。


5月の残り3回の販売。

種類を減らし、数を焼くかどうするか…

まだ思案中ですが、とにかくこの6年で身につけたパン作りが

ちゃんと発揮できるような丁寧なパンを焼こうと思います。


来週の5月4日は祝日の為お休みです。

また11日水曜日に開店します。


どうぞよろしくお願いします。



山sun通信

2016年04月26日 17時26分38秒 | 家づくり

我が家を公私ともにいつも支えて下さっている

小川耕太郎∞百合子社が発行する「山SUN通信」が届いた。

住まいを素材から見直し、家づくり、空間づくりと向き合う私たちに

いつも自然環境と人の居心地の良さを追求した提案をくれる。


小川耕太郎∞百合子社の商品は

「あんなに天然素材にこだわって商品を作り上げてるところはそうない」

とプロの方が尊敬の念をもって話してくれるほど、

使う人も、紹介する人も魅了する。


今回、そんな小川耕太郎∞百合子社から発行された通信は

「なぜ人は素足を好むのか、ウッドデッキをみると素足になりたがるのか」

という身体とつなげたテーマで始まる。

私たち整体人もそのページ作りに携わらせてもらった。




健康、環境、伝統…身体が喜ぶものを、自分の欲求に素直なものを

知らずに選んでる理由なんて、改めて考えなくちゃ見逃してしまう。

そこを一つづつ丁寧に向きあって、

毎日のことだから、自分や家族のことだからと一緒に考えてみると

心が解放される、身体が喜ぶシンプルな「木との共生」は

やはり惹かれるものかもしれない。と私たちも再確認。


どこに住んでいても取り入れられる、

たくさんの提案と商品を紹介してくれています。

自分らしい空間づくりに興味のある方、

是非ホームページをのぞいてください♪






地震対策

2016年04月19日 13時02分41秒 | 家づくり

連日の地震報道。

熊本や大分を中心とした地震によって日常生活に支障を受けている皆様の

心労を思うといてもたってもいられない。


そんな中、心に湧き起ってくるのは

「東京だったらどうなるんだ?」ってこと。

家の過密さ、道の狭さ、人口の多さ…

なんとか大地震を逃れたとしても大変なのはそのあと。

我が家みたいな業種だと、そのあと仕事がもらえるまでだって大変。

食料や家族の健康面などなど。

実家の父や母のことだって…

あげればきりがない心配事を何か月も抱えて

生活することになるかもしれない。


遠く離れた私たちが被災した皆様にできることもたくさんあるけど

まだ地震が起こっていないからやらなきゃいけないこともある。

家の補強、近隣とのつながりの大事さ、

この密集地に住んでいるからこそ、

こころしておきたいことを確認したい。




ご主人はここ2~3日そわそわ策を練りつつ自宅補強。



子供の3段ベットを壁の中の間柱と止めておくだけで

あまりに大きな地震だと倒れかねないベットも助けられるし、

揺れの方向によってはベットが壁の補強にもなる。

たったこれだけでも効果は高い。


家が残ればみんなを呼べるかもしれない。

みんなでいれば希望が持てるかもしれない。


助かる為の手段はもちろん念頭に、その後のことも考えなくちゃ。

東京が壊れたら、それこそ一大事だ。





ルヴァンのぱん

2016年04月07日 21時55分17秒 | 自家製酵母パン屋 かしこ

甲田さんの作る酵母パンを食べて感動した人は

数えきれないくらいいるだろうし、

あまりのおいしさに酵母パンに挑戦した人も

たーっくさんいるだろうけど、

真似できないおいしさは、いつでもあこがれる。


食べ物はレシピじゃないってよく思う。

その人の手と、身の回りの環境が作り上げる味は

作り手ならではの味だからこそおいしい。


…だけどまずは何事も真似から(笑)

有名どころのパン屋さんのレシピを見つけてはこねて焼き、

失敗しては本を読み、またこねて焼く。


やはりご主人が二回りくらい大きくなったのはこの時か(笑)


とにかく「酵母パン」ってものがなんなのか

つかむだけでも相当時間がかかった。


先日古いパン雑誌を読んでたら甲田さんのコラム発見。

「お♪」と読んでるとパンチについて書いてる一文があった。

パンチとは発酵中にガス抜きや気泡の調整などを目的に

折りたたんだり丸めなおす作業のこと。

発酵のいつ入れるかでも仕上がりや味に違いがあって、

このパンチだけでも一晩話が出来そうなくらい試した。

なのに甲田さんったら、「ま、パンチは入れないよね」

え?

「いろいろ試したけど、僕のパンはパンチがない方がおいしいと思う」

ん~…深い。

それこそ何年も前の雑誌だからもしかしたらまた進化して

今は違う考えをもっているかもしれないけど

このタイミングでこんなパンチを、と語る人より、

「入れないほうがおいしいんだよね」の方が何だかグッときて

さすがだな~と一人うなずき、かしこの酵母でも試してみた。

もちろん入れなくてもパンは普通につくれることは知ってるけど、

シンプルも究極になると一つの技な感じがして。



というわけで焼いた山ぶどうくるみと黒玄米食パン。

ルヴァンの気泡の特徴がすごく好き。

だけどいまだ真似は出来ず。

自分の好きなパンはようやく焼けるようになってきたけど、

あの生地は一度作ってみたいな~


さ、これだけ書いたけど焼き立てだからまだ切らない。

寝かしつけて起きてこれたら試食。

無理だったら明日の朝のお楽しみ。

どんなパンになってるかな。