石の上にも三十年

焦らず、気負わず、程程に…。
整体&リフレ+酵母パン屋の自営業一家
何でも手作り、手仕事生活。

身体

2012年09月20日 15時48分25秒 | ちょっとまじめなこと

さっき人ごみを歩いてて、ふと「みんな疲れてるな~」と思う瞬間があった。

2足歩行の私たちは歩くことで運動になっているように思うけど、

実際は疲れや痛み、バランスの悪さで思うほど全身は使っていない。


手や足は体幹で生み出された力が伝わって動くと負担が少ないけど、

肩で歩いたり、関節に負担をかけて、部分に無理な力がはいってしまうことが多い。


“上手な身体の使い方”という考え方さえ知らないことがほとんどかもしれない。


私たちは「教わる」という環境が整った中で生活してきたからか、

つい習う事で、知らない知識や感覚を体得しようとしてしまう。


もっと子供のころから身体のことを当たり前に考える癖がついてたらいいのにな~



(かしこ)











感覚とか精神とか…

2012年05月31日 14時36分16秒 | ちょっとまじめなこと

私たちの本業である身体仕事。

学校で教えてもらった技術にとどまらず、時代の変化や身体の違いによって

操法も変わっていく。


つらいから揉む。という人任せなものより、

ゆるめて、自分の身体を取り戻して、出来れば自力をつけていくものがいい。


便利になり過ぎて、物にあふれたことで、

衣食住の充実感だけでは満足が得れないことが、豊かでもありストレスを生む時代。

身体の快適さに目を向ける時間がとれずに、不調に陥る。


私たちがお世話になっている助産院や、歯科医院の先生方も

“痛みや辛さは身体からのサイン。

心の状態など心理的影響も強くて、治療だけしていても何も治らない”

そんな興味深いお話をよくしてくれる。

どんな世界も人が解決してくれることは多くないみたい。


ちょっと前は(今でもそうかな?)精神的なことは=怪しい…なんてことになって

病気の種類ばかり増えて、症状の神髄は見ないことになっていることも?


頭痛や胃痛に悩まされた学生時代に「精神科へ」と言われて当時驚いた記憶もまだ新しい。

症状→原因→治療という医療の大切さと、

原因→?→自分を見直すなんていう寄り道な余裕がもう少しバランスよくあるといい。


でもこれだけのストレス社会で生活していくうえで、

いろんなことに対応するだけの柔軟性や感覚や精神力、体力がなくなってるもの事実。

情報から自分を分析するのではなく、自分の身体から発している情報に目を向ける。

そんな能力が特別なものになってしまっている気がする。


心地よさ。

すぐそばにあるようでなかなか奥が深い。




(かしこ)




ヒーロー不在?

2012年05月25日 10時21分27秒 | ちょっとまじめなこと

こんな大人になりたい、こんな仕事がしてみたい。


運がよかったのか、私の周りにはいつも刺激的な大人や先輩がいて、

歳をとっていく目標や楽しさを見せてもらってきた。


子供のころのそんな小さな尊敬心や憧れって大切なもの。

いや、外見だけ大人になった今だってそう。

最近そう思うことがある。

ミーハー的なものじゃなくて、実在するものにカッコよさを覚える。


そんなものがけっこう自分を支えてて、いざってとにき踏ん張ったり

妥協しないでこらえたりする力になってきた。


育児をしていて「決まりをまもること」の大切さと「約束を守ること」の違いにふと立ち止まる。

基本的に大切なものが分かっていてくれれば、あとはなんでも冒険してこい!

そんな風に育てたい思いと、大人社会の東京で足並みそろえ、規律を守る大切さを天秤にかける。

ん~…答えはないけど、難しいな~といつも思う。


成長過程で身近なヒーローや、手の届かない存在のヒーローが不足している、

そんな印象を受ける最近の社会。

私は今日も友人の歌声に癒され、友人の仕事ぶりに刺激を受け、

何かに向かって努力中のみんなに力をもらっている。

それって実はすごく贅沢なことだとしみじみ。


みんな~これからもよろしくね~




(かしこ)






はぁ~

2012年05月07日 11時12分40秒 | ちょっとまじめなこと

久し振りの実家。

歩いて行ける距離に森林公園があるのはうらやましい…


写真はうわみずザクラ。

菖蒲園に沼地にカエルの合唱。

昔はもっとうっそうとしたちょっと危険な公園だったのに、

遊具も整備も行き届いた遊べる公園になってる~

県立四季の森公園


山の散歩に長い滑り台。


あ~山菜拝みに山いきたい。



(かしこ)






自然

2012年04月22日 10時47分34秒 | ちょっとまじめなこと

小田原城に立ち寄って出会った巨大なイヌマキ。


あまりに立派な立ち姿をしばし眺めて、ふと

歳をとるってこういうことか…と思った私。


東京も自然を残そうと素敵な公園がたくさんあるけど

こういうのを見ると絶対的な偉大な何かに圧倒されて、何とも心地いい。

自然に教わることは多い。



(かしこ)