のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

世代感覚なのかなぁ・・・

2012-06-26 21:19:45 | 日本って・・。
消費税増税の法案を巡って、民主党が分裂しそうだ。
それ自体は、さほど重要とも思えないのだけれど、
一連の動きの中に、私は「世代」の違いを感じる。

今回反対した人も、「いつかあげなきゃいけない。」という点では
同じ。要は、「いつやるのか」の問題らしい。

「マニュフェストに書いてないから」
「まだやることがあるから、それをちゃんとやった後で。」
「今、増税をしたら経済がしぼむ。」

そういう意味で、「景気がよくなってから」にしたい人たちも多いらしい。


でも、「景気」に関して、私達以下の年代は、
楽観的な考え方を持ちにくいんじゃないだろうか。
一方で、上の世代は、「いつか見た夢」を見やすいんじゃないだろうか。
などということを思う。


私の親は田舎の人間だからあまり感じないのだけれど、
義父母を見ていると、日本がたどってきた道がわかりやすく読み取れる。

首都圏で商社のサラリーマンになった義父。
専業主婦として子供3人を育てた義母。

給料はつねに右上がり。
家を買えば土地は上がり、引っ越しをするたびに生活環境は良くなる。
親の遺産で株を買えば値上がりし、
退職金で民間の年金を上乗せして、体力的にはともかく金銭的には不安もない。

かたや、我々世代。
バブルの波に乗って、一流企業に就職した人間も
リストラや倒産の憂き目にあう。
各企業の福利厚生がしぼむ中、
以前のような「右肩上がり当たり前」とはいかなくなる。
「今が底値!」と言われて買ったマイホームやマイマンションは
経年に見合う下がり方を見せる。
老後の支えだった「年金」も当てにはならない。
なにせ、それを支える次の世代が生まれてこないのだから。

そして原発事故。
守らねばならない自分達の子供のことを考えた時、
これからの日本に求める「幸せ感」は自然と変わる。


最近は、それぞれの政治家の主張の違いに、
「党別の色」よりも、「世代の色」を感じることが多くなった。









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