自民党を割って出た頃から、ずっと小沢さんの動きを気にしてきた。
「入れ替えのある政治」
という理念は、私の想いにもかなうから、
それを実現させようと動いてきた小沢さんの行動は
「入れ替わって担当する時にしたい事」
というのとは別にして、筋が通っているように見えた。
でも、今回はなんだか、小沢さんの行動に気持ちが付いていかない。
このメンバーで、この人数で出ていくことで
どんな展開を考えているのか。
それも見えない。
「やむにやまれぬ気持」
という感じも受けない。
なぜなら、事前に離党届を受け取り、
人数確保してからの行動だから。
「政治は数」だから、人数次第で動きが変わるというのは
理解できる。
でも、この人数は中途半端だと思う。
そしてこのメンバー。
次の選挙で勝ち残れる人間がどれだけいるか。
先日、どこかのテレビで、
「次回の選挙では、橋本氏率いる維新の会の主張の流れに乗って、
現政権と対立する候補に流れが行くと踏んでいるのではないか。
それは、橋本氏と組むとか組まないとかということではなく、
選挙の争点としての流れに乗れると踏んでいるのではないか。」
というような解説をしている方がいました。
なるほど、とその時は思いました。
でも、そうだろうか?
次の選挙の争点は「増税」だろうか?
国会を取り囲むデモの人波。
「原発再開」や「エネルギー政策]が
争点になってはいかないだろうか。
「増税」にしたところで、
小沢さんが「増税はしない」と言っているわけではない事は
もう殆どの人が理解していると思う。
ただ「約束だから、今はやるべきでない」ということでしょう。
そうであるなら、「先送り」するメリットを
はっきりと示せなければ選挙きついのではないだろうか。
人の行動を責めているだけで、票がとれるような選挙になると
私には思えない。
そして顔ぶれ。
弱い。次の選挙を勝ち上がる力のある人がどれだけいるか。
「自民党は嫌だ!!」の波もない中、
全員を勝ちあげるのは無理だと思う。
何がしたかったのか、
この行動が、日本の政治にどんな影響を及ぼすと思って
動いたのか。今回は本当にわからない。
いや、この人数で出たことで、自民、公明の「民主叩き」の動きは封じられたか。
出ていかなければ、「処分が甘い」→「議論には応じられない」だった。
もっとたくさん出ていったら、自民と公明が組んでも、法案成立のめどはつかなかった。
そういう意味では、ちょうどいい数だったのか・・・
そういう意図くらいしか思いつかないよ。
「入れ替えのある政治」
という理念は、私の想いにもかなうから、
それを実現させようと動いてきた小沢さんの行動は
「入れ替わって担当する時にしたい事」
というのとは別にして、筋が通っているように見えた。
でも、今回はなんだか、小沢さんの行動に気持ちが付いていかない。
このメンバーで、この人数で出ていくことで
どんな展開を考えているのか。
それも見えない。
「やむにやまれぬ気持」
という感じも受けない。
なぜなら、事前に離党届を受け取り、
人数確保してからの行動だから。
「政治は数」だから、人数次第で動きが変わるというのは
理解できる。
でも、この人数は中途半端だと思う。
そしてこのメンバー。
次の選挙で勝ち残れる人間がどれだけいるか。
先日、どこかのテレビで、
「次回の選挙では、橋本氏率いる維新の会の主張の流れに乗って、
現政権と対立する候補に流れが行くと踏んでいるのではないか。
それは、橋本氏と組むとか組まないとかということではなく、
選挙の争点としての流れに乗れると踏んでいるのではないか。」
というような解説をしている方がいました。
なるほど、とその時は思いました。
でも、そうだろうか?
次の選挙の争点は「増税」だろうか?
国会を取り囲むデモの人波。
「原発再開」や「エネルギー政策]が
争点になってはいかないだろうか。
「増税」にしたところで、
小沢さんが「増税はしない」と言っているわけではない事は
もう殆どの人が理解していると思う。
ただ「約束だから、今はやるべきでない」ということでしょう。
そうであるなら、「先送り」するメリットを
はっきりと示せなければ選挙きついのではないだろうか。
人の行動を責めているだけで、票がとれるような選挙になると
私には思えない。
そして顔ぶれ。
弱い。次の選挙を勝ち上がる力のある人がどれだけいるか。
「自民党は嫌だ!!」の波もない中、
全員を勝ちあげるのは無理だと思う。
何がしたかったのか、
この行動が、日本の政治にどんな影響を及ぼすと思って
動いたのか。今回は本当にわからない。
いや、この人数で出たことで、自民、公明の「民主叩き」の動きは封じられたか。
出ていかなければ、「処分が甘い」→「議論には応じられない」だった。
もっとたくさん出ていったら、自民と公明が組んでも、法案成立のめどはつかなかった。
そういう意味では、ちょうどいい数だったのか・・・
そういう意図くらいしか思いつかないよ。
小沢さん。私はあまり好きではないんですけど、
言ってらっしゃることは、正当なような気がするのですが、
よーく考えると、それはあとからついてきたことで、
そもそも、「面倒になったから。気分を害したから」
離党して、また新党を作っているようにしか見えないんです。
でも、何より不思議なのはそれについていく人がものすごい数ってこと。(今回は少なそうですけど)
あれだけの国会議員の心を掌握してしまう。
一種の宗教のような気がする。
いったい何がそうさせるのでしょう。
それがほんとに知りたいです。
「政権交代のある政治。=2大政党制」を目指して行動しているように思えます。
しかし、その実現は、いつも直前までいったかと思うとずれていく。
それは、「2大政党でなにをするか」という具体的な案件に対する違いが、議員一人一人にあるから
ある意味どうしたって出てくることなわけです。
小沢さんは、そこに目をつぶれない。
権力の中心にいた自民党の小沢一郎を捨て、新しい国造りに向かった自分を諦められない。
そうした気持ちからの行動だと、私は思って見ています。
ただ・・・。そうしているうちに、彼のいうことを素直に受け止める人間ばかりが周りに集まってしまったのではないか。
それは確かに「数」ではあるけれど、本当の意味で、小沢さんが求めた政治のできる人材なのか。
離党届にサインをしてお預けし、出すか出さないかの判断も全て小沢さんに一任できる人たち。結局「チルドレン」なんですね。
それが、見ていて不安なんです。
彼のやりたかったことから、どんどん離れていってしまっているのではないかと・・。
それでも、前回までの動きには、小沢さんなりの「勝算」が見えた。
それは、すぐにどうこうというものではなくても、「2大政党制に向かう道筋づくり」として、彼が求める方向へ一歩ずつ進める布石には見えた。
でも、今回は・・・
このメンバーで、この状況で何をしたいのだろうか。そこがもう私には見えません。