いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

笑いがいちばん!!

2016-01-02 08:52:00 | いのしし君一家

笑いがいちばん!!


大國魂神社・鳥小屋(1月6日完成)からみました「甲塚」。

いわきの
217年前(1799年)
いわきの農家のお正月二・三・四日目は。

長谷川安道著
「寛政十一年 農家年中行事」より

二日は、
村役人より始めて、
分け隔て得なく、隣村の親類・近所の
付き合いの人々に、お互いに挨拶をする。

手足、無事息災に、年を取り身も心も軽く、
めでたさは随一である。

三日は

「三日までには、
年頭のしきたりをすまして、

(次の日からの)」
家業のことを待つべきだ。」

四日は

一.棚さがしといって、
  元朝より飾ってある鏡餅などを下げて、
  茶事をしたり、いろいろ祝いごとがある。

一.今日は、
      舅親(嫁さんの実家)へのお年始である。
  舅の喜ぶ顔を拝むのは春の祝事だ。


  向こうでは、
      椀飯(おうはん)を整えて待っていてくれる。

  お舅さまは孫子を待ちこがれていて、
  悦んでくれるのは、
  「我が花聟の時、めでためでたの若松(様よ)と、
  枝(も)茂(りて葉も茂)ると祝うたのは(これ)只今のこと(をいうのか)」と

  白髪をふり立て、餅を焼き、柄銚子、盃をそろえてよろこんでくれる。

  祖父、祖母をおさめて、三助(召使)殿まで、お祝いをして、
  年中の辛苦を忘れ、

  姉妹、姪、甥も集まって いる中で、
  晴れ着の衣装や染め柄や子供の器量をほめる。

  祖父、祖母の喜び場面は
  お目出度いことこれ以上のものはない。


いわきの217年前(1799年)の正月2・3・4日目のことを
いわきのお正月風景として
平和でありました事を
長谷川安道さんは書いています。

皆さんのご家庭ではいかがでしょうか。

 

 

コメント
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