いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

向田邦子さんの「くらしの愉しみ」を読む・・・いわき

2013-12-16 09:14:15 | 日記

向田さんの
普段づかいのための器を探して
楽しんでいたようです。


図書館の無料コーナーからいただいてきました。
図書館から出した本のようです。
たまにはいのしし好みの本もあります。


本の中に長谷川利行の絵が・・・・・
驚きました。
ほしくて手に入れた長谷川利行
「少女像」です。

このところ
時間をやりくりして
ラトブ図書館にこもっています。

先日無料コーナーから

☆くらしの愉しみ・・・向田邦子著
☆道草料理入門・・・大海勝子著

をいただいてきました。

向田邦子さん(1929年~1981年)は
皆さんご存知のように
脚本家・エッセイスト・小説家としてご活躍されましたが、
くらしを楽しまれた方だったことがこの本で
理解できました。

そのライススタイルとは?

自分らしく生きるとはどういうことなのか

の追及をされた方のようです。

残念なことに
突然の飛行機事故で若くして
亡くなられから30年が過ぎ去りました。

この本には
そのようなライフスタイルの一端。

☆台所のにおい・・・・・・・・・・手軽でおいしい手料理のこと
☆食いしん坊の器選び・・・・・好みの器
☆お気に入りに囲まれて・・・自分の暮らしぶり
☆自分行きつけのお店
☆思いでづくり・・・・・・・・・・・・旅の話


あの笑顔の美しさとともに
本の中でよみがえりました。

また
この本の中に
上記写真のように
長谷川利行の「少女」の絵が
載っていたのには驚いた!!

それも購入していたとは・・・ほしくてほしくて手に入れたと。

「はじめて
この人の絵を見たときは、本当にびっくりした。

凄い、と息をのみ大きなため息が出た、。
せまってくるものがある。
恥も外聞もなくたたきつけるものを感じて背筋が寒くなった」
と書かれています。

長谷川利行
当ブログで数回載せましたが
1940年10月12日に孤独死をした画家です。

若くして
絵の芥川賞といわれる樗牛賞を取って
世に出た画家ですが
どういうわけか

放浪・酒・借金・無頼等で
アトリエを持たないで
戦前の東京を歩きまわり
その姿を描いた画家として
記憶に残したい画家のひとりです。

その長谷川利行の「少女」を購入して
10年間付き合ったと書いています。

書いたのが
1980年7月号中央公論社ですから
1970年ごろ購入されたと思います。

「道草料理本」は後日に。

コメント
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