「コンクリートから人へ」 から「人からコンクリートへ」へ
国の方針ががらりと変わりました
今年度の国の予算です。
「柚香」さんでの食事会。
おいしかった。
今年もやれるぞの決意を。
図を見ながらの説明を
安達先生からしていただきました。
一目で日本の経済状態がわかります。
国債の利払いがこんなに多く大丈夫!!
家計の主婦は
家計であればこの図を見て
家計を預かるのでしょうか?
この予算で日本再生
やっていただくしかないのでしょうね。
今年度・国の予算を考える
講師は
安達正紀(福島県金融広報委員会アドバイザー)先生でした。
昨日の講座で、
ファイナンス研究会は107回目の講座になりました。
6年半が過ぎ
新しい年度でまた新たな気分で知識を増やし
自分の頭で考える力をと。
終了後
「柚香」で食事会をして
皆さんの今の活動や考えていることなどで盛り上がりました。
ここまでやってこれたのも
福島県金融広報委員会さんからの講師派遣のご協力。
本当に感謝します!!
1)始めに
アベノミクスの発足から100日が過ぎました。
☆大胆な金融政策
☆機動的な財政政策
☆民間投資を喚起する成長戦略でこれから再生できるのか。
2)「機動的な財政出動」とは
①「金融緩和」により生み出された資金を
実際に市場で活用・流通させていく強力なポンプ役。
②資金が銀行にとどまらないで、民間投資へ行かなければいけないがなかなか動かない。
政府主導の事業を率先して展開。これが「機動的な財政出動」。
③そこに問題が。
原資の大部分が48兆円に上る新規国債により賄われることが。
12年末で709兆円に達する借金の上に新たに積み上げる。
④景気刺激策の中核に位置づけられるのが公共事業という点が。
かつて自民党が失敗してきた事です。
3)12年度予算と13年予算からわかる事
①13,1兆円の2012年の補正予算と92兆6115億円を計上する13年予算案。
15カ月予算の合計額が
105兆円で日本経済が再生の道を辿れるか否かの分岐点。
②「コンクリートから人へ」から「人からコンクリートへ」へ大転換の政策」。
景気に対して即効性のある公共投資にこだわりまし予算です。
③社会保障関連予算では補正で6兆円。13年度予算で29兆1224億円と10%以上のUP。
一方生活保護費などは670億円の削減。
④復興予算はお正で3,8兆円、13年度で4,4兆円と15,8%の増加。
4)「大胆な金融政策」とは
①デフレは世の中の流通するお金が少ないの原因と
日銀に大胆に円を増刷させるのがアベノミクス。
②なぜこれまで日銀は手をこまねいてきたのでしょうか・・・2つの理由があると。
③アベノミクスは現実に景気が低迷し失業が増えるのは金融政策の失敗と?
政府の考えるインフレ政策に協力できなければ日銀法を改正と。
そこで日銀は自ら「インフレターゲット」を設定しました。
物価上昇率が2%達成するまで、市中銀行から保有国債を買い入れ続けます。
無期限で市場に円を供給すると。
ポイントは「2%のインフレ達成」を日銀が「公約」したことです。
責任が生じたという事ですね。
5)インフレターゲットとは
①インフレターゲットとは
政府や日銀が物価上昇率(インフレ率)に対して将来的な一定範囲の目標を決定し
その為の金融政策を行う事です。
②市場に流通する通貨の量を操作して
緩やかなインフレを起こすよう調整することです。
これにより安定した経済成長を実現するというものです。
5)国土強靭化とは
長期にわたり持続可能な国家機能・日本社会の構築を図ると考えています。
道路・河川・下水道・港湾など。
6)リフレ派と反リフレ派の違いとは
①大量の通貨を市場に供給する政策なのか、
財政規律を図るのかの違い。
②アベノミクス発動とともに動きだしたマーケットは
円安と株式市場の上昇による資産効果発生で
現在はリフレ派が証明されているようですが・・・・
③反リフレ派は
その先に待ち構えているのは「破滅」でしかないと警告を。
アベノミクスの資金は国債発行による借入金です。
GDP比200%を超える負債国、
日本が急激に借金を増やせばその先は日本国債の暴落につながるのではと・・・・・
アベノミクスが動き始め
経済に明るさが戻りつつある流れが
リフレ派を後押ししているのが現在です。
これが定着して経済再生へ向かってほしいですが・・・・
6月の選挙までであってはならないが・・・・・
安達先生
今年度の国債を
図を見ながら
家計に即してわかりやすい講義
ありがとうございました。
今日のいわき市は
前期の公民館講座の申し込み。
配偶者はもう出かけました。
もう一つの配偶者講座申し込みは
いのししが。
これから自転車で申し込みをお手伝い。