昭和50年12月、大内延介先生と第8回連盟杯争奪戦決勝です。

大内先生の三間飛車になり(大内先生の対振り飛車の記憶がないのですが、相振りもありました?)

大山先生は持久戦ですね。大内先生は位取り対策もあって穴熊に。

大山先生は4筋の位を取ります。角交換を迫る45歩は好きな手だと思います。

さらに中央の位も取ります。

7筋の歩交換を許すのが大山流。

それから角をぶつけます。

組みあがってみると大山先生の作戦勝ちです。大内先生は動くところがないので86歩からですが

86同角ではうまくはありません。93桂で困っています。この時62銀が働いているのです。

桂交換は居飛車のほうがよく、でも74桂はそれでいいの?という手ですが

角交換が狙いでした。

この角打ちの味がよく

じっと99角成で大内先生は困っています。51角はこれしかなさそうな手ですが

83飛ではなく81飛と当てて、歩を取らせて77歩というのが会心の手順。

桂馬の跳ね違いで優勢です。

大内先生は飛車を切って と金に期待しますが

大山先生の攻めが速いです。

穴熊攻略までは手数がかかるので、金を取って

その金を43に埋めています。後は57にと金を作り馬筋を通して

おしまいです。
大山先生の快勝譜。作戦勝ちから気持ちの良い手が続きました。後手をもって(あるいは画面をひっくり返して)並べてみてください。
#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.23 棋譜ファイル ----
開始日時:2016/07/19 08:33:27
手合割:平手
先手:大内延介8段
後手:大山棋聖
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 9六歩(97)
4 4四歩(43)
5 7五歩(76)
6 5四歩(53)
7 7八飛(28)
8 6二銀(71)
9 4八玉(59)
10 4二玉(51)
11 3八玉(48)
12 3二玉(42)
13 6八銀(79)
14 4二銀(31)
15 2八玉(38)
16 8四歩(83)
17 1八香(19)
18 5二金(61)
19 1九玉(28)
20 1四歩(13)
21 2八銀(39)
22 4三銀(42)
23 3九金(49)
24 4五歩(44)
25 6六歩(67)
26 5五歩(54)
27 5八金(69)
28 5四銀(43)
29 6七銀(68)
30 4三金(52)
31 4八金(58)
32 4四角(22)
33 7四歩(75)
34 同 歩(73)
35 同 飛(78)
36 8五歩(84)
37 9七角(88)
38 7三歩打
39 7六飛(74)
40 5三角(44)
41 7五歩打
42 2二玉(32)
43 7七桂(89)
44 3二金(41)
45 1六歩(17)
46 9四歩(93)
47 9八香(99)
48 8四飛(82)
49 5八銀(67)
50 6四歩(63)
51 8六歩(87)
52 同 歩(85)
53 同 角(97)
54 9三桂(81)
55 8七歩打
56 8五桂(93)
57 同 桂(77)
58 同 飛(84)
59 7四歩(75)
60 同 歩(73)
61 同 飛(76)
62 7三歩打
63 7七飛(74)
64 7四桂打
65 7五角(86)
66 6五歩(64)
67 5三角成(75)
68 同 銀(62)
69 8六桂打
70 8八角打
71 7八飛(77)
72 9九角成(88)
73 5一角打
74 8一飛(85)
75 7三角成(51)
76 7七歩打
77 6八飛(78)
78 6六桂(74)
79 6四歩打
80 7八歩成(77)
81 6六飛(68)
82 同 歩(65)
83 6三歩成(64)
84 6八と(78)
85 5三と(63)
86 同 金(43)
87 6二馬(73)
88 4三金(53)
89 6四歩打
90 5八と(68)
91 同 金(48)
92 6七歩成(66)
93 同 金(58)
94 6九飛打
95 6三歩成(64)
96 6七飛成(69)
97 6四歩打
98 5六歩(55)
99 5三と(63)
100 同 金(43)
101 同 馬(62)
102 4三金打
103 5二馬(53)
104 5七歩成(56)
105 2六桂打
106 2五銀打
107 5三銀打
108 5一歩打
109 6二馬(52)
110 6八龍(67)
111 投了
まで110手で後手の勝ち

大内先生の三間飛車になり(大内先生の対振り飛車の記憶がないのですが、相振りもありました?)

大山先生は持久戦ですね。大内先生は位取り対策もあって穴熊に。

大山先生は4筋の位を取ります。角交換を迫る45歩は好きな手だと思います。

さらに中央の位も取ります。

7筋の歩交換を許すのが大山流。

それから角をぶつけます。

組みあがってみると大山先生の作戦勝ちです。大内先生は動くところがないので86歩からですが

86同角ではうまくはありません。93桂で困っています。この時62銀が働いているのです。

桂交換は居飛車のほうがよく、でも74桂はそれでいいの?という手ですが

角交換が狙いでした。

この角打ちの味がよく

じっと99角成で大内先生は困っています。51角はこれしかなさそうな手ですが

83飛ではなく81飛と当てて、歩を取らせて77歩というのが会心の手順。

桂馬の跳ね違いで優勢です。

大内先生は飛車を切って と金に期待しますが

大山先生の攻めが速いです。

穴熊攻略までは手数がかかるので、金を取って

その金を43に埋めています。後は57にと金を作り馬筋を通して

おしまいです。
大山先生の快勝譜。作戦勝ちから気持ちの良い手が続きました。後手をもって(あるいは画面をひっくり返して)並べてみてください。
#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.23 棋譜ファイル ----
開始日時:2016/07/19 08:33:27
手合割:平手
先手:大内延介8段
後手:大山棋聖
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 9六歩(97)
4 4四歩(43)
5 7五歩(76)
6 5四歩(53)
7 7八飛(28)
8 6二銀(71)
9 4八玉(59)
10 4二玉(51)
11 3八玉(48)
12 3二玉(42)
13 6八銀(79)
14 4二銀(31)
15 2八玉(38)
16 8四歩(83)
17 1八香(19)
18 5二金(61)
19 1九玉(28)
20 1四歩(13)
21 2八銀(39)
22 4三銀(42)
23 3九金(49)
24 4五歩(44)
25 6六歩(67)
26 5五歩(54)
27 5八金(69)
28 5四銀(43)
29 6七銀(68)
30 4三金(52)
31 4八金(58)
32 4四角(22)
33 7四歩(75)
34 同 歩(73)
35 同 飛(78)
36 8五歩(84)
37 9七角(88)
38 7三歩打
39 7六飛(74)
40 5三角(44)
41 7五歩打
42 2二玉(32)
43 7七桂(89)
44 3二金(41)
45 1六歩(17)
46 9四歩(93)
47 9八香(99)
48 8四飛(82)
49 5八銀(67)
50 6四歩(63)
51 8六歩(87)
52 同 歩(85)
53 同 角(97)
54 9三桂(81)
55 8七歩打
56 8五桂(93)
57 同 桂(77)
58 同 飛(84)
59 7四歩(75)
60 同 歩(73)
61 同 飛(76)
62 7三歩打
63 7七飛(74)
64 7四桂打
65 7五角(86)
66 6五歩(64)
67 5三角成(75)
68 同 銀(62)
69 8六桂打
70 8八角打
71 7八飛(77)
72 9九角成(88)
73 5一角打
74 8一飛(85)
75 7三角成(51)
76 7七歩打
77 6八飛(78)
78 6六桂(74)
79 6四歩打
80 7八歩成(77)
81 6六飛(68)
82 同 歩(65)
83 6三歩成(64)
84 6八と(78)
85 5三と(63)
86 同 金(43)
87 6二馬(73)
88 4三金(53)
89 6四歩打
90 5八と(68)
91 同 金(48)
92 6七歩成(66)
93 同 金(58)
94 6九飛打
95 6三歩成(64)
96 6七飛成(69)
97 6四歩打
98 5六歩(55)
99 5三と(63)
100 同 金(43)
101 同 馬(62)
102 4三金打
103 5二馬(53)
104 5七歩成(56)
105 2六桂打
106 2五銀打
107 5三銀打
108 5一歩打
109 6二馬(52)
110 6八龍(67)
111 投了
まで110手で後手の勝ち
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