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名将会ブログ (旧 名南将棋大会ブログ)

名古屋で将棋大会を開いています。
みなさんの棋力向上のための記事を毎日投稿しています。

SS4-13 ゴキゲン中飛車(99)

2025-04-24 | 基本定跡の研究

先手有利だったけれど変化が難しかったので、46銀を保留して78玉としたらどうか。

32銀68銀56歩には33角成

どちらで取るかですが、中村先生は33同桂しか言及がなく、56歩同飛46銀

この図の評価値は+295、先手が指せるとされています。22角と打ち込まれる負担があるので、後手は指しにくいでしょう。

戻って

33同銀のほうが難しいです。56歩同飛35歩

35同歩は45角ですね。これがあるので無視されたのでしょう。AIに聞くと、32金34歩同銀46銀33桂

33桂は、放置すると35歩で銀が死ぬから。24歩同歩同飛23銀28飛76飛77桂

27歩38飛74飛34歩

絶対手順ではありませんが、まあまあありそうな進行です。34同銀は56角なので、34同飛を選んで同飛同銀21飛28歩成同飛成 (あるいは28歩成のところで31歩27飛成か。)

この図の評価値は+273の先手良し。竜を作ったので先手の指し手はわかりやすいでしょう。

ということで、早くに46銀としないほうが、後手の56歩からのさばきには対応しやすいということです。

戻って

32銀68銀に56歩は無理でしたから、44歩77銀56歩同歩同飛

これがメインの変化です。長くなるので続きは明日にします。


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