先手有利だったけれど変化が難しかったので、46銀を保留して78玉としたらどうか。
32銀68銀56歩には33角成
どちらで取るかですが、中村先生は33同桂しか言及がなく、56歩同飛46銀
この図の評価値は+295、先手が指せるとされています。22角と打ち込まれる負担があるので、後手は指しにくいでしょう。
戻って
33同銀のほうが難しいです。56歩同飛35歩
35同歩は45角ですね。これがあるので無視されたのでしょう。AIに聞くと、32金34歩同銀46銀33桂
33桂は、放置すると35歩で銀が死ぬから。24歩同歩同飛23銀28飛76飛77桂
27歩38飛74飛34歩
絶対手順ではありませんが、まあまあありそうな進行です。34同銀は56角なので、34同飛を選んで同飛同銀21飛28歩成同飛成 (あるいは28歩成のところで31歩27飛成か。)
この図の評価値は+273の先手良し。竜を作ったので先手の指し手はわかりやすいでしょう。
ということで、早くに46銀としないほうが、後手の56歩からのさばきには対応しやすいということです。
戻って
32銀68銀に56歩は無理でしたから、44歩77銀56歩同歩同飛
これがメインの変化です。長くなるので続きは明日にします。
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