次は78飛とまわる形です。
居飛車穴熊が流行した初期のころ (昭和の終わりごろ) からある指し方です。この時の後手の受けの手順を覚えておくことです。84歩75歩同歩同飛83銀78飛82玉
後手は安易に74歩を打たないで、銀玉金の順番に移動します。というのは82玉の代わりに72金とすると35歩同歩34歩44角28飛22飛15角
石井先生は後手苦戦だと。評価値は+74、馬作りを防ぎにくいです。
ということでこの図から
28飛には22飛37角72金
これで一安心です。先手は1歩持ったけれど、仕掛けるチャンスは無いようで、16歩14歩79金74銀
78飛には83銀と戻ります。68銀ならば75歩77銀右81玉
先手の角が移動すると後手は65歩から動けます。ということは手詰まりで千日手か。評価値は0近辺の互角です。石井先生は後手満足としていて、千日手でも構いません。
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