美山たそがれメール

山村の四季情報や暮らしを発信します。

たそがれ世代のおばちゃんのブログです。

山の神様からの秋の贈り物

2014年10月16日 | 日記
秋は山歩きが楽しい。茸や木の実がたわわに実るからだ。今日の午後裏山に登った。露地栽培している椎茸やなめこがこの寒さで一気に頭をあげてきた。松茸も出てくれたし三種揃い踏みの秋になった。彼らは室内栽培やおがくず栽培の物と違いたくましくて元気だ。椎茸は肉厚でバター焼きや素焼きにしても美味しい。なめこはみたからにずっしりしていてぬめりも濃い。先日椎茸を持ち帰った京都の従妹は「椎茸ないの?美味しかったよ」と言っていた。昨日はあまり大きくなっていなかったのに今日は大きくなっていた。もう2日ほど置くと立派な椎茸になるだろう?でも油断大敵だ。猿が集落の周囲を徘徊している。明日まで大丈夫だろうかとの一抹の不安を覚える。栗も胡桃も栃の実もどんぐりも今年は豊作だった。山の動物にとっても恵みのあきだろう?りんどうもがまずみも咲いてくれた。山のななかまどは実が少ない。山の神様は山里にすむ私たちに素敵な贈り物をくださった。山の恵みに感謝することを忘れてはならない。季節感がなくなる現在、季節をかんじさせてくれる。

村の秋祭り

2014年10月15日 | 日記
今日は村の秋祭り。祭礼は9時から始まる。朝6時に起きて15名分の弁当を作る。メインは松茸ご飯、あとのおかずはこの地で採取した野菜を中心の献立。8時前にできた。そのま置いて松茸山に登った。神社にお供えしようと思った。昨夜の雨で斜面は滑り必死の思いで頂上へ。こんな苦労をしたのに虫食い松茸1本の採取。昨年のブログを見ると松茸不作で赤飯をしていた。18名の村人ほぼ全員参加で祭礼は始まった。神職の祝詞、玉串奉納など。その後公民館移動で会食。近くの仕出し屋さんのオードブル。あまりたいしたものは入っていない。1時過ぎまでいた。家に帰ると従妹が来ていた。4時過ぎまで雑談タイム。お弁当美味しいと平らげてくれた。帰りに松茸ご飯など詰めて帰った。これで今年の村の行事はすべて終わった。冬が足早に近づいてくるだろう?今朝の気温8度で寒かった。

消えゆく山野草

2014年10月14日 | 日記
深夜12時まで雨も降らず風も吹かずおとなしい台風だった。夜中に風と雨が降ったがそんなに大したことはなかった。今日は雨が降ったり時折晴れ間がでたり、ややこしい天気だ。6時に起きて弁当を作った。夫が用事で出かけるとのことで配達を頼んだ。

家のあぜ道で大文字草が咲いているのをみつけた。猪が通る道になっていたので、もう出ないと思っていたが、白い花が咲いていた。この花は数十年前に大川上林道で見つけた。群生地があった。しかし林道拡幅工事で根こそぎ刈りとられて、翌年行ったとき群生地は消えていた。私が数株持ち帰って家で植えたものが残った。川沿いにもあったが、もう今はない。竜胆、せんぶり、自生している山野草が次々と消えていく。我が家の庭に植えている山野草は夫が草刈り機で簡単に刈り取るが、根っこは残っているので目がでる。山の群生地では水害や林道工事土砂崩れなどで消えていっているように思う。また笹や竹などは周期的に枯れたりする。自然環境の変化もその一員かもしれない。私が40年前にこの地に来て入った山と今の山は変わってきた。松茸も栃の実もその時期に山に行けば取れたのに、今は成りも少ないし野生動物のえさにもなってすくなくなった。今年も栗も栃も終わり。あとは茸類だけになってきた。

2週続きの台風でうんざり

2014年10月13日 | 日記
動きが遅い台風にうんざり。テレビをつけても台風報道ばかり。南丹市に大雨洪水警報が午前10時過ぎに発令とか。でもまだ雨も降っていない。今晩6時過ぎからひどくなると言っているが本当だろうか?私は朝からお弁当とサンドイッチを作り道の駅におろしてきた。明日は休むつもりだが天気次第。気温はあさ15度までさがり肌寒い。向かいの山が一気に紅葉しだした。紋次郎は雨が嫌いなので自分の犬小屋から出て私の車の荷台で寝ている。おとなしい。夫も私も手持無沙汰の休日だ。ゆっくり昼寝でもしようかと思案中。
         
台風が来て大雨になると松茸山に行けないので土曜日に行った。ないと思っていたのに足元に出ていてびっくりした。
          

台風来るのか?秋晴れの日曜日

2014年10月12日 | 日記
天気予報では来るはずの台風だが、秋晴れの日曜日になりました。夕方から雨との予報ですが降るような感じがしません。沖縄地方では被害も出始めています。この頃の台風は予想が難しそうですね。カメムシが出始めてきました。栗も終わりに近づきました。
10月も半ばを迎え美山の観光シーズンもあ一月半で終わります。茅葺の里も大型観光バスが入るようになりました。紅葉はまだです。朝夕の冷え込みが続けば一気に紅葉が進むでしょう。
秋の畑になり大根、白菜、ネギが大きくなってきました。鍋の出番です。
今日配達に行く途中猿の群れに出会いました。彼らは柿や栗を求めているのでしょう。写真を撮ろうとしましたが逃げ足が速くて逃げられました。私たちの集落に向かっているので、村の人たちに知らせてあげなければなりません。我が家は紋次郎効果で来ません。鹿は走り回っていますが。彼らは獲物があるときは必ずやってきます。
明日は台風が来るので仕事は休もうと思っています。

今日はまだ晴れです。

2014年10月11日 | 日記
今日はまだ台風の影響は感じられません。14日まで雨だとの予報で急遽松茸山に登ってきました。前回おいてこなかったので出ていなくても仕方がないと思って急斜面をゆっくり上りました。今日も紋次郎は山に登らず車の横で寝そべっていました。探しても見つからないので帰ろうとしたとき盛り上がっている土を見ました。注意深く持ち上げると松茸が土の中で寝ていました。私はあわてん坊でよく松茸を折るので、今日は慎重に掘りました。横に3本出ていました。1本だけ残して山から下りてきました。山の少し色づいてきました。ななかまどの紅い実が風に揺れていました。紋次郎は私が車の傍に行くまで気がついていませんでした。たぶん耳も遠くなりつつあるのかもしれません。あの鹿捕り紋次郎がよたよた紋次郎になっているのです。17歳は人間では75歳以上とかもう老犬なのですね。これから彼は山行きについて来なくなるかもしれません。

今日の弁当です。松茸ご飯をメインの弁当です。深山秋彩弁当と名づけましょうか?
松茸ご飯 イチジクのワイン煮 大根の煮物 白身魚のフライ  茗荷の酢漬け 枝豆 卵焼き これだけ詰めました。 
       

週末また台風が

2014年10月10日 | 日記
今日はよく晴れていたが夕方から曇ってきた。テレビでは台風の報道が多い。先週も週末台風で仕事を1日休んだ。今週も同じコースのようだ。この辺では大きな被害は出なかった。
道路では工事が進んでいる。拡張しているのか落石防止柵を作っているのかよくわからない。ただ配達の途中片側通行や徐行や通行止めによくあう。美山ではこれから紅葉の観光シーズンなのに行政のやることはりかいできないなあ。予算が下りるまでに時間がかかったとかよく言われるが災害復旧なら早く改修しておかないと二次災害につながる。私が気になっているのは橋げたに大きな倒木やごみが絡みついることである。台風で大雨が降れば水がせき止められて洪水になることも考えられる。毎日配達の途中道路を走っていると気になることが多い。
今回の台風は超大型で長時間同じ場所に留まるようだが、大雨や強風が吹かなければいいのにと思っている。

今日は忙しかった。

2014年10月09日 | 日記
配達。昼食に夫が帰って来た。彼はいつも気忙しい人である。自分だけご飯を察さっと食べて仕事に行った。私は独りでゆっくり食べる。夕食もこんな感じで一緒に生活している気がしない。寝るのは棟が違うので完全に別居所帯である。家庭内別居とも違う。こんな形態で6年も過ぎた。楽ではあるが会話も成立しないので面白くもない。夫の両親もばらばらだった。それに比べて二人の息子夫婦は仲がいい。反面教師になったのかもしれない。

午後ホームページ制作者のNさんが京都から来て新しいブログを作ってくれたが稼働していない。1時過ぎに来て2時半までいた。あとは自分で考えて使って覚えるしかない。新しいホームページの来訪者も100を超えた。

その間に生協が来た。紋次郎はばたばたしていた。3時過ぎから急に曇って来て雨が降るようだ。母屋を閉めに行くと小鹿が飛んで来た。山の動物たちと出会う宿だ。裏庭に秋の麒麟草が咲いていた。鮮やかな黄色である

秋晴れ続く

2014年10月08日 | 日記
朝の気温12度。霧混んで秋の朝。一日中晴れていた。松茸山に登る。山は思ったほど雨が土に染み込んでいない。松茸は残して置いたものはあった。でも、また虫が食んでいた。紋次郎は今日は登って来なかった。下で吠えてはいるが、私が何度呼んでも登って来ない。下で吠えている。私が下りると車の横で座っていた。お昼から母屋の後片付け。栃のみを干しているがおひさまが当たるように移動する。だいぶ干しあがってきた。今週中には片づけられる。今晩はホワイトシチュー。しぼりたての牛乳をたくさん入れる。市販のルーも足す。明日も晴れるそうだ。晴れの日は本当に気持ちがいい。紋次郎午後は私の車の中で寝ている。このごろ寝ている時間が多くなってきたように思う

やっぱり晴天はいいなあ!

2014年10月07日 | 日記
朝の気温14度、寒くなってきた。毛糸のベストとコージュロイのパンツを出してきた。日中も気温は上がらず風もあって寒かった。でも雨降りよりはいいなあ。栃の実も最後の乾かしに入った。今週中に干しあげるつもりだ。午後は小浜の移動販売車の日で近所のおばさんと雑談タイム。帰ってから茄子を刈っていった。こう寒くなると、夏野菜は終わりだ。茄子もとうがらしも堅くなって色もわるくなってきた。三度豆、ホウレンソウがでてきたが大根、白菜はまだ出てきていない。夏野菜と秋野菜の交代の葉堺期でもある。今年は栗が豊作でいっぱい出ている。コスモスも満開になってきた。秋は駆け足でやってきた。

私の好きな山の竜胆が咲いてきました。家の裏山で咲いていたのですが、夫が草刈りでかってしまって数株しか残っていません。草刈りの大好きな夫は綺麗に刈りすぎます。

松茸の話

2014年10月06日 | 日記
夜中の12時前まで雨も風も吹かず台風らしくなかったが、朝の5時過ぎから雨が強くなって午前中降ってはいたが、そんなにたいしたことはなかった。ただ外には出られない。犬小屋の紋次郎も久しぶりに居間にあがり寝そべっている。私も寝ようと思ったが、珍しく電話が数本かかってきた。このごろの台風は変わっていて台風一過の青空などなくなって、小雨が続く。今日一日回復しないだろう。今週から晴天が続くらしい。秋晴れになればいいのだが。

松茸にとっては恵みの雨になるだろう?問題は出てきた松茸の頭を虫が食むことだ。いいのにと思っても売り物や贈り物にはならない。松茸ご飯やすきやきの具になってしまう。それに家の松茸山は土が浅くて長くならない。夫は簡単に土を入れればと言うが、そんなことはできない。松茸山は掃除したほうがいいとも言われているが、家の山はそのままにして堆積した落ち葉などを腐葉土にしたほうがいいのかもしれない。それに虫対策をとして寒冷紗でも掛けようかとも思っている。昨日松茸を食べに来た従妹は「毎日でも松茸取りに行ったら」というが、松茸はそう毎日収穫できない。4日か5日に一度山に登り、それも10月一杯で、ぴたりと出なくなる。自然の産物との付き合いは難しい。

台風くるのかな?

2014年10月05日 | 日記
天気予報では大型で強い台風が日本列島直撃かと言われていたが、今日はいたって静かな日曜日になった。5時過ぎに起きたが雨も降らず風も吹いていない。いつも通りにサンドイッチ、お弁当を作って配達。京都から来る友人にできるだけ早く来るようにとメールする。帰り道に実家に久しぶりに寄る。昨夜88歳の母から一方的に「明日寿司と赤飯、巻きずしを作るから取りに来い」と。耳が遠くなった母と電話での会話はいつも母から一方的になる。家に寄ると背を丸くした母が一生けんめういお寿司を作っていた。持って行った松茸ご飯を父の仏壇に供える。「もう、おばあちゃん今年で最後になるかもしれん。作るのが大義になってきた」「もうええやん別に祭りやさかいって、作らんかて」と私。持って帰って鯖すしを食べた。前のような味付けではない。もう限界だと思った。
友人たちは12時前にやってきた。三島亭の牛肉ですき焼き、松茸の土瓶蒸し、松茸ご飯の松茸三昧。残りは全部持ち帰ってもらった。3時過ぎに野菜、コスモスなど山積みにして帰った。朝の5時から張り切っていた私は夕飯後うたた寝をした。台風がくる気配がない。明日は仕事は休むことにしている。

茅葺の里のそば畑、そばの花が満開です。

松茸山に登る(3)

2014年10月04日 | 日記
今日で3回目。何度登っても急斜面は怖い。生きていると思っていた木が枯れていて枝を掴んだとたんぼきっと折れることもある。紋次郎はすいすいと登るなあ。4回ぐらい休みながら頂上にたどりついた。置いていた松茸は大きくなってはいたが頭を虫が食んでいる。ま売り物にはならない。明日の松茸ご飯用に使う。昼食の時夫は「今日はようけ取ってきたな」というが前回残していたのが5本あるからそう出たわけではない。今日も5本残してきた。頂上で紋次郎と一服。彼が喋るわけではないが、二人でほっとする。熊や鹿がいる山なので紋次郎がいてくれるだけで安心する。おかげで家の松茸山には鹿がきていない。鹿も頭をたべてしまう。熊は蜂蜜の巣箱をねらっつてここに来る。もうすぐ業者が巣箱を撤去する。そのあとに残った蜜をなめに来るのだ。これから要注意になる。

木の実を探して山の動物徘徊中

2014年10月03日 | 日記
天気予報では雨なのにざっと通り雨みたいで終わった。坂道に栗が落ちていたので拾う。一カ所にイガばかりがあって実はない。鹿か猿が実を食べたようだ。今山には木の実がたくさんある。沢胡桃、どんぐり、山梨、がまずの実、クリ、、あけび、家の近くの柿、やまの動物たちにとっては実りの秋だ。そういえば、配達の途中で猿の軍団に出くわした。家の裏庭の柿の木に熊の登る日も近いだろう。私はその合間におこぼれにあずかっている。朝と夕方栗拾いに行く。アケビとむかごは彼らより先に収穫した。
私は家の裏山でなめこと椎茸をとってきた。夕食になめこと豆腐の味噌汁をした。明日は松茸を取りに行く。秋は忙しくて疲れる。この土地生まれて育ってきた夫は山が嫌いなのかほとんど山に行かない。私は小さいころから父と松茸山に行った。父はいつも山の話をしてくれた。
この地に嫁いで山の場所もわからなかったが一人で山によく行った。今では夫より山やこの土地の植物のことをよく理解している。山も家の裏山にも行かない夫は「どうして、疲れるのや?」と言う。