美山たそがれメール

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消えゆく山野草

2014年10月14日 | 日記
深夜12時まで雨も降らず風も吹かずおとなしい台風だった。夜中に風と雨が降ったがそんなに大したことはなかった。今日は雨が降ったり時折晴れ間がでたり、ややこしい天気だ。6時に起きて弁当を作った。夫が用事で出かけるとのことで配達を頼んだ。

家のあぜ道で大文字草が咲いているのをみつけた。猪が通る道になっていたので、もう出ないと思っていたが、白い花が咲いていた。この花は数十年前に大川上林道で見つけた。群生地があった。しかし林道拡幅工事で根こそぎ刈りとられて、翌年行ったとき群生地は消えていた。私が数株持ち帰って家で植えたものが残った。川沿いにもあったが、もう今はない。竜胆、せんぶり、自生している山野草が次々と消えていく。我が家の庭に植えている山野草は夫が草刈り機で簡単に刈り取るが、根っこは残っているので目がでる。山の群生地では水害や林道工事土砂崩れなどで消えていっているように思う。また笹や竹などは周期的に枯れたりする。自然環境の変化もその一員かもしれない。私が40年前にこの地に来て入った山と今の山は変わってきた。松茸も栃の実もその時期に山に行けば取れたのに、今は成りも少ないし野生動物のえさにもなってすくなくなった。今年も栗も栃も終わり。あとは茸類だけになってきた。