美山たそがれメール

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15年ぶりの手つくり栃餅

2019年02月27日 | 日記
今朝は霜が降りて寒かったが日中は暖かだった。山梨の次男家族が
8時半に帰路に着いた。途中で孫に映画を見せるために早くになった。
彼らが帰りパソコンで申告書類をしていた時友人からメールが入った。

「栃餅上手にできたよ。見に来て」と。暮れに私が灰合わせをした
栃の実を預けていた。彼女は冬の間餅をよく搗く。私は15年前から
餅は作っていない。特に栃の皮剥ぎが苦手で栃の実を生で売っていた。
昨年は台風の影響で売るほど拾えなかった。暮れに夫が友人と栃の
皮剥ぎをしてくれたので、私が灰を合わせた。栃の実は苦くて食べられない。
灰と合わしてあく抜きをしなければならない。15年ぶりにしたので
餅になるか心配だったのだ。
友人の家に行くと茶色の餅がならんでいた。すこし齧ると苦みもない。
本当にうまくできたものだ。友人にお礼を言って二人で分けた。

家に帰る途中、近所のおばさんにも裾分けをして京都から来た夫の叔父に
もあげた。夫は自分が拾い皮を剝いだので「俺のおかげや」と自慢する。
「灰合わせが一番大変なの」と私は反論する。夫は2個もぺろりと平らげた。

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